2020年11月06日
ウツボの佃煮から、いつのまにか。
な~んだ?

海のギャングと言われるウツボを開いて干しているところ。
紀州の名物のひとつです。
この海の中に、荒海育ちで身のしまった美味しい魚や貝やエビたちがウヨウヨと泳ぎ回っています。
紀伊半島の最南端に近く、
交通の便も決して良くないけれど、
太公望には憧れの釣り場がいろいろあります。
私は一人っ子だけれど、私のたった一人の地元にいる父方の従弟もやっぱり一人っ子で、釣りが大好きでした。
17年前の11月9日、
いつものように磯釣りに行った従弟は、波にさらわれ
30半ばで二人の子どもを残しこの世を去りました。
その日は奇しくも、私や従弟にとって祖父に当たる人の命日でした。
あれ?
ウツボの佃煮自慢をしようと思ってブログを入れ始めたのに、
「時々は思い出してよ~」って、天国から言ってるのかな。
あなたを忘れてはいないよ。
暗い夜道で社会人マラソンの練習をしていたこと、
何を言われても怒るところを見たことがないこと、
嫁と姑の間でオロオロしていただろうこと・・・
生きていたら、兄弟のいないもの同士で
色々助けあえていたかもね。
天国の生活に飽きたら、
また地上に降りてきて。
そしてわたしに
誰にも聞こえないように
「姉ちゃん、ひさしぶり!」ってささやいてください。
Posted by やまさき あおい at 21:30│Comments(0)
│今日のありがたや~
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