2018年06月24日

「米軍が最も恐れた男」






みんなと同じように、
目立つことをしないで
人さまに恥ずかしくないよう人並みに・・・・・

私が子どもの頃は、そんなことばを日常的に聞いて育ったものです。

子ども心に窮屈だとか、
なんかヘンだとか思うことはあっても
恥の文化が強い田舎では、
そんな考えや風習に逆らうことなんて
とてもできやしなかった。



でもこころの底で眠っていた疑問は
おとなになるとなおさら膨らんで
気が付けば、この四半世紀以上、
多数決では負ける世界でずっと生きてきたなぁ。

都会の中で「百姓のススメ」をやったときも、
夫が大企業を辞めてド田舎暮らしを始めたときも、
沖縄に移住したときも、
みんなによく「うらやまし~!」
と言われたけど
「真似したい」とは言われなかったっけ。(*´ω`*)


でも、
真似したいけど、何かの事情でできない人もいるんだよね。
わたしも、今日ご紹介するカメジローさんに憧れはしても、同じようにはできないから。
同じようにはできなくても、今も沖縄で起きていることは心の隅にいつもとどめておこうと思います。

瀬長亀次郎さん、
沖縄に住まなければ知ることもなかった人の一人です。
そのカメジローさんの映画、上映情報です。

6月28日木曜、同志社大学にて
上映時間などはこちらhttp://www.kyoto-eiga.co.jp/schedules/4547

映画のご紹介
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/



カメジローさんみたいな気骨ある政治家が出てきてくれたら、
おばちゃんパワーで応援するけどなぁ。ik_72







月桃の花






  
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Posted by やまさき あおい at 15:49Comments(0)イベント情報

2018年06月21日

地震のあとのスマホ決断






6月18日朝の地震は、阪神淡路大震災を思い出すような揺れでした。
被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。

私が住んでいる町は震度5強でしたが、同じ建物でも1階と4階では被害はかなり違うんだなと思いました。
徒歩で30分離れた花屋さんでは花瓶ひとつ割れなかったと言い、その町のマンション10階にお住いの方は、本箱が転倒防止のツッパリ棒ごと部屋の中を移動したといいます。
その棒は「転倒防止」のためのものだから、ちゃんと使命は果たしたけどね。

こんな非常時、うちの夫さまは危機管理能力に優れていると感じます。
今回の地震の日はたまたま休みで家にいて、地震が起きた瞬間、「玄関のドアを開けて!」
と指示しながら、自分は貴重品を手際よくまとめ、「これから本震かもわからないから外に出るよ!」と言いながら、実家に安否確認の電話をしていました。
いつもは同時に2つ以上のことをやれない人なのに、とっさの時は人が変わるんだー ik_53
尊敬!


さて、スマホ。
これまでは特に不便も感じずガラケーで充分だったけど、両親の世話で帰省しているときや、今回のような非常時はちょっと不便を感じました。
昨日、ケイタイショップでスマホに変えてきましたが、「ナンジャコリャ??」というほど、操作方法がワケわからん。
取り急ぎ電話をするところがあったけれど、電話ひとつかけ方がわからん!
多分こうかな・・・と思う操作予想はことごとくはずれ、仕方なく公衆電話を探すしまつ。
地震のお見舞いメールは読むことはできても、返信方法がわからん。
ケイタイメールに向かっておじぎをして返信としました。

この調子で友人知人のみなさまには、しばらくご無礼をしますがお許しください。



彼らはいいよ、鳥さんたちは。
地面が揺れようがひび割れようが、関係ない。

         鳥羽、城山公園のコゲラは人慣れしてる、
         至近距離でも逃げないもん。




せめて今夜は
ふわりと空を飛んでる夢をみよう。












  
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Posted by やまさき あおい at 21:36Comments(0)ひとりごと

2018年06月09日

不妊治療の経験から





今から35年ほど前の、初婚のときのはなし。

子どもが欲しくてたまらなくて、
でもできなくて、
夫婦で話し合い、不妊治療を試みたけれど
それでもできなくて、生理があるたびに泣いて落ち込む。
・・・・・

それでもなお、子どもが諦めきれず、
医師から手を変え品替えですすめられる“新しい”お試し治療を何年も繰り返す。

最後の方の治療は、脳下垂体に刺激を与え、疑似妊娠のからだをつくり、上から下から薬を投与しました。
1回の通院に往復6時間、当時不妊治療は保険がきかず、経済的にも肉体的にも精神的にも尋常ではありませんでした。


いったい何のために結婚をしたのか、
また、なぜ子どもが欲しいのかもわからなくなり、
生きる目的が子どもを生むことこと、そうでないと意味がない・・・・・
などという考えに囚われてしまい、子孫を残せない価値のない自分に嘆き悲しむ日々でした。
この頃から笑えない人になっていたように思います。

ほぼ病気でした。

周囲からも
「もういいよ、止めてもいいんじゃない?」という声も聞こえてこないまま、
これを続ける他は許されないと思い込んでいました。


そのうち
長引く不妊治療の副作用で、ムーンフェイスや肝臓障害、めまいなどのからだの異変だけではなく、精神不安定の極致になり、
医師に告げると、「じゃあ、精神安定剤を数種類追加しましょう。」と。


心身の不調にも関わらず、脅迫的に不妊治療を続けてしまう患者の様子に対して、
目の前の患者の命や健康という観点よりも、
不妊治療専門の医師にしてみれば、「妊娠」という結果が最優先だったのでしょう。

「その病気」だけを診る医学では、よくあることのように思います。



最近、当時の私の様子とそっくりなあなたに出会い、
どうしていいのかわからない、辛くかなしい気持ちが、わたしに乗り移るほどよく理解でき、胸が痛みました。
心もからだも悲鳴をあげているあなたに、
不妊治療の経験者の私であっても、何の慰めの言葉もみつかりません。


ただ、私もその危機的状況を乗り越えたから今があります。

この不妊治療の経験は、私に、西洋医学のみを医療とする現在の医学に疑問をもつきっかけを与えました。
そして気が付けば、いつのまにか「医療を自給する」というテーマで活動を始め、ホリスティックな視野で命を考えるベースができていました。



人生で起きることは、
すべて
必要、必然、ベスト!


意識をしてみると、まったくその通りだと思うことが、その後何度も起こりました。

何かの必要があって、事は、ただ起きているだけ。
そんなふうに思えるようになれたことは、大きな希望となりました。



あなたの頬を涙がとめどなく流れていたのは、
もしかすると、
もうこんな気持ちでいるのは、そろそろやめよう
という決別の涙だったんじゃない?

だから、安易な慰めは言わないよ。
その悲しみや苦しみや孤独のなかだからこそ、
あなた自身がつかみたかった何かが確かにあると思えるから。





さぁ

涙が乾いたら
自分のハートの中に前からあった❝ダイヤモンド❞を磨いてみない?
1日10分でいい、自分がほんとうにやりたかったことをヤル!
自分自身がそれを許可してあげる。
こんなささやかなことが、自分を取り戻す呼び水になります。

自分の中のダイヤモンドik_18の探し方や磨き方がわからなければ、それはお手のものだから、いっしょに作業していけるからね。




こんなわたしの命を支えてくれる畑の作物たち。

モロッコ豆。 鈴なりで、毎日大収穫。
最近はモロッコ豆にご飯を添えて食べるのが我が家流。












  
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Posted by やまさき あおい at 17:58Comments(0)ひとりごと