2008年10月29日
転地療養
健康ブームのさなか、日本はサプリメントや健康器具などの利用率が世界一とのことで、日本統合医療学会の書物でも報告しています。
マイナスイオン発生器なども売れているんですって。
そんな器械を前に、部屋のなかで口をパクパクやってなくても、
自分の足で歩けるならば、ちょっと時間をつくって散歩しましょ
都会のなかでも 早朝なら 残された緑のなかで歩けば、体の細胞やアタマを活性化させてくれるはずよ!
そしてたまには、深い森のなかへ
こころとからだを休めに来てくださいな。
世界遺産、長井坂の入り口でアサギマダラがお出迎え。いくつ見えます?
マイナスイオン、どうぞ好きなだけお持ち帰りを。。。
イノシシの水浴び所?
明日から、
あるクリニックの患者さんやそのご家族、医師やサポーターとご一緒に、石垣島気功ツアーです。
毎早朝、気功をしたり、島人たちとのモーアシビ?!で、沖縄のあったかい氣をいただいてきます。
1月の終わり頃にまた『スピリチャル・メディカルツアーin OKINAWA』をやりましょうかね。
マイナスイオン発生器なども売れているんですって。
そんな器械を前に、部屋のなかで口をパクパクやってなくても、
自分の足で歩けるならば、ちょっと時間をつくって散歩しましょ
都会のなかでも 早朝なら 残された緑のなかで歩けば、体の細胞やアタマを活性化させてくれるはずよ!
そしてたまには、深い森のなかへ
こころとからだを休めに来てくださいな。
世界遺産、長井坂の入り口でアサギマダラがお出迎え。いくつ見えます?
マイナスイオン、どうぞ好きなだけお持ち帰りを。。。
イノシシの水浴び所?
明日から、
あるクリニックの患者さんやそのご家族、医師やサポーターとご一緒に、石垣島気功ツアーです。
毎早朝、気功をしたり、島人たちとのモーアシビ?!で、沖縄のあったかい氣をいただいてきます。
1月の終わり頃にまた『スピリチャル・メディカルツアーin OKINAWA』をやりましょうかね。
2008年10月26日
猿対策
ここのところ『百姓日記』が続いたからか、
それに関しての情報やご意見をいただきました。
ありがとうございます。
それで思い出したのは 先日、中本農園の中本誠さんに教えていただいた「猿対策」。
数が増えすぎたイノシシや鹿の被害も相当ですが、またこの猿がタイヘン。
上からやってくるから柵やネットで防御するには限界があるからです。
農作物だけではなく、猿が徘徊し始めた村では、子どもたちも危険にさらされていたり、家の中のものをとっていかれたりするようです。
皆さんいろいろな対策を講じているようですが、中本さんに教えていただいた方法は。。。
これが実に笑えます。
しかも簡単、安上がり
猿がやってきているあたりに、これ を置くだけ!
http://blog.goo.ne.jp/umenouen/e/b8b991dadcfdeef9698404f745423110
うひゃ!!なんじゃこりゃ!
中本さんはオークションで3000円ほどで買ったとか。
特に“トラ”でなくても良いのかも知れませんが、中本さん曰く、
「この方法を書いてあった矢吹紫帆さんのブログにはトラになっていたから」って。
しほりんが!?
まぁ・・・ なんでもよくご存知のシンセサイザー奏者だこと。
で、その効果を尋ねるとなかなかよろしいようです。
数日このぬいぐるみを置いておくと、猿はそこは危ない場所だと学習するらしく、
夜や雨の日は置いていなくても近づかないようです。
スゴイね!
どこまであの賢い猿たちが騙され続けてくれるかわかりませんが、やってみる価値はあるかもです。
猿たちも食べていくのが必死だろうけど、
百姓たちも手塩にかけて育てた作物を守りたいと必死なんだよ。
それに関しての情報やご意見をいただきました。
ありがとうございます。
それで思い出したのは 先日、中本農園の中本誠さんに教えていただいた「猿対策」。
数が増えすぎたイノシシや鹿の被害も相当ですが、またこの猿がタイヘン。
上からやってくるから柵やネットで防御するには限界があるからです。
農作物だけではなく、猿が徘徊し始めた村では、子どもたちも危険にさらされていたり、家の中のものをとっていかれたりするようです。
皆さんいろいろな対策を講じているようですが、中本さんに教えていただいた方法は。。。
これが実に笑えます。
しかも簡単、安上がり
猿がやってきているあたりに、これ を置くだけ!
http://blog.goo.ne.jp/umenouen/e/b8b991dadcfdeef9698404f745423110
うひゃ!!なんじゃこりゃ!
中本さんはオークションで3000円ほどで買ったとか。
特に“トラ”でなくても良いのかも知れませんが、中本さん曰く、
「この方法を書いてあった矢吹紫帆さんのブログにはトラになっていたから」って。
しほりんが!?
まぁ・・・ なんでもよくご存知のシンセサイザー奏者だこと。
で、その効果を尋ねるとなかなかよろしいようです。
数日このぬいぐるみを置いておくと、猿はそこは危ない場所だと学習するらしく、
夜や雨の日は置いていなくても近づかないようです。
スゴイね!
どこまであの賢い猿たちが騙され続けてくれるかわかりませんが、やってみる価値はあるかもです。
猿たちも食べていくのが必死だろうけど、
百姓たちも手塩にかけて育てた作物を守りたいと必死なんだよ。
2008年10月23日
米の値段
今日は朝っぱらから
我が家の老婆(どの老婆?何人もいるけど。)が肩を落としてる。
聞くと、
「今年はどこも米が豊作で、備蓄用に国が買う値段が12000円やて・・・・今ニュースでやってた」と。
そう言えば、
山形は長井市、レインボープランの菅野芳秀さん(お気に入りの『ぼくのニワトリは空を飛ぶ』)からの最近のメールにも、JAへの売り渡し価格も60kg12000円そこそこになり、20年前の半分の価格になったとありました。
確かに政府米に関しては、昭和61年の一表18505円をピークに下がり続けているようです。
ピークといっても10kgあたりが3000円。 今では10kg、2000円。
この10kgのお米を作るのに、いったいどのくらいの堆肥や薬、それに手間と労力がかかっているのか・・・・・。
米を作っても勘定に合わん、買って食べる方が楽やと、ぼやくこと久しく、
毎晩、腰や肩に貼り薬を敷きつめるように貼りながらも、
この老婆たちは、やっぱり
春になったら籾種を蒔く準備を始め、腰を曲げて米を作る。
「なぜそこまでしてお米つくるん?」
「百姓やから。」
実は野菜も獣たちの被害や、年々強くなってくる病害虫で作り難くなってきているのはご存知の通り。
そんなふうになった畑に、母は毎年コスモスの種を蒔きます。
「こんなに畑の面積使って、コスモス出荷するん?」
「出荷せーへん。 きれいやから。」
我が家の老婆(どの老婆?何人もいるけど。)が肩を落としてる。
聞くと、
「今年はどこも米が豊作で、備蓄用に国が買う値段が12000円やて・・・・今ニュースでやってた」と。
そう言えば、
山形は長井市、レインボープランの菅野芳秀さん(お気に入りの『ぼくのニワトリは空を飛ぶ』)からの最近のメールにも、JAへの売り渡し価格も60kg12000円そこそこになり、20年前の半分の価格になったとありました。
確かに政府米に関しては、昭和61年の一表18505円をピークに下がり続けているようです。
ピークといっても10kgあたりが3000円。 今では10kg、2000円。
この10kgのお米を作るのに、いったいどのくらいの堆肥や薬、それに手間と労力がかかっているのか・・・・・。
米を作っても勘定に合わん、買って食べる方が楽やと、ぼやくこと久しく、
毎晩、腰や肩に貼り薬を敷きつめるように貼りながらも、
この老婆たちは、やっぱり
春になったら籾種を蒔く準備を始め、腰を曲げて米を作る。
「なぜそこまでしてお米つくるん?」
「百姓やから。」
実は野菜も獣たちの被害や、年々強くなってくる病害虫で作り難くなってきているのはご存知の通り。
そんなふうになった畑に、母は毎年コスモスの種を蒔きます。
「こんなに畑の面積使って、コスモス出荷するん?」
「出荷せーへん。 きれいやから。」
2008年10月21日
梅の中本農園
先日、出先で5~6年ぶりにバッタリ出会った中本誠さん。
南部川の梅農家さんは珍しくないけど、
中本農園http://www.itibangai.com/nakamoto/
は無農薬、無化学肥料で丹精込めて梅を栽培されています。
健康食品であるはずの梅に、あんなに農薬をかけるのはど~もねぇ???と思いながらも、
「ちょっとでも安いものがいいなぁ」 とか
「あら?この梅、ホクロがついてて嫌だわぁ」
などの消費者のニーズや、
このあたりでの流通システム (無農薬農産物の販売ルートがないこと、見た目優先による不利など) や、
農協サンや付近農家の反応が変化することの怖さや煩わしさなど を考えると、
農薬をやめられずにいる農家がほとんどだと思います。
そんな中でも、 いらしゃるんですね! こんなキッパリしたお百姓さんが。
大きな梅農家だから、それまで通りの慣行農法で梅を作り続けていたら、
きっと中本さんちは御殿のようなお家になっていたやろし、
ひょっとしたら車庫にはベンツとか置かれていたかも知れん。
だけどこの人が選んだ農夫としての道は、(いや、単純に一人のお父さんとしての道かも)
永続可能な農法に変えることでした。
哲学をもった百姓って心底、かっこいい。
南部川の梅農家さんは珍しくないけど、
中本農園http://www.itibangai.com/nakamoto/
は無農薬、無化学肥料で丹精込めて梅を栽培されています。
健康食品であるはずの梅に、あんなに農薬をかけるのはど~もねぇ???と思いながらも、
「ちょっとでも安いものがいいなぁ」 とか
「あら?この梅、ホクロがついてて嫌だわぁ」
などの消費者のニーズや、
このあたりでの流通システム (無農薬農産物の販売ルートがないこと、見た目優先による不利など) や、
農協サンや付近農家の反応が変化することの怖さや煩わしさなど を考えると、
農薬をやめられずにいる農家がほとんどだと思います。
そんな中でも、 いらしゃるんですね! こんなキッパリしたお百姓さんが。
大きな梅農家だから、それまで通りの慣行農法で梅を作り続けていたら、
きっと中本さんちは御殿のようなお家になっていたやろし、
ひょっとしたら車庫にはベンツとか置かれていたかも知れん。
だけどこの人が選んだ農夫としての道は、(いや、単純に一人のお父さんとしての道かも)
永続可能な農法に変えることでした。
哲学をもった百姓って心底、かっこいい。
2008年10月19日
紀南陶芸作陶展
芸術の秋ですね~
田辺市芳養町にある紀南陶芸でも、
出口先生他、陶芸教室の生徒さんや、たなかの杜フォレスクールの皆さまの作品も展示しています。
即売もしてくれますので、私もアロマキャンドルや小皿などを買いました。
なかなかのお値打ち品です。
出口夫妻とはブランクもあったけど、考えれば四半世紀のお付き合いですね。
みんなのマドンナだった奥さまも相変わらずソヨソヨと美しく、
きれいに年を重ねるってこういうことなのでしょう。
真似をしたいような生き方の見本が身近にあるってイイコトだよ!
展示会は本日17時まで。
急いでおくれやす
田辺市芳養町にある紀南陶芸でも、
出口先生他、陶芸教室の生徒さんや、たなかの杜フォレスクールの皆さまの作品も展示しています。
即売もしてくれますので、私もアロマキャンドルや小皿などを買いました。
なかなかのお値打ち品です。
出口夫妻とはブランクもあったけど、考えれば四半世紀のお付き合いですね。
みんなのマドンナだった奥さまも相変わらずソヨソヨと美しく、
きれいに年を重ねるってこういうことなのでしょう。
真似をしたいような生き方の見本が身近にあるってイイコトだよ!
展示会は本日17時まで。
急いでおくれやす
2008年10月16日
風天百姓 キタハラシンジ個展
あ! あしたからダ
まだまだだと思っていたら、もう10月も半ばでしたね。
キタハラシンジさんは白浜出身の絵描きサン。
農的暮らしに親しむ半農半絵描きってとこかな。
感受性豊かな彼の絵は、クレヨンと水彩絵の具で描かれ、
見る人の創造性をノックします。
どこかノスタルジックな哀愁が漂うのは、
アイドルチックな面持ちとは裏腹な、青年としての人生哲学をもっているからかも。
とにかく、見に行こ~
gallery&cafe ふわり(上富田町市ノ瀬) 0739-48-1121
10月17日~19日 10時から18時まで
続きを読む
まだまだだと思っていたら、もう10月も半ばでしたね。
キタハラシンジさんは白浜出身の絵描きサン。
農的暮らしに親しむ半農半絵描きってとこかな。
感受性豊かな彼の絵は、クレヨンと水彩絵の具で描かれ、
見る人の創造性をノックします。
どこかノスタルジックな哀愁が漂うのは、
アイドルチックな面持ちとは裏腹な、青年としての人生哲学をもっているからかも。
とにかく、見に行こ~
gallery&cafe ふわり(上富田町市ノ瀬) 0739-48-1121
10月17日~19日 10時から18時まで
続きを読む
2008年10月14日
片方だけのイヤリング
日本のあちこちでお祭りの季節なんですね。
子どもの時はたいてい、お祭りって楽しみなモンなのです・・・・・ か?
いや、あの
「変わった子」とか言われるのを恐れていた幼き日のサンは、
自分の気持ちがどうであっても、他の子と同じような反応をすることが身についていたので
子どもの頃の記憶はあまりさわやかな?ものではありません。
無邪気さのない子どもって、付き合いたくなかっただろ~なあ。。。
まぁそれはそれとして、
このお祭りっていうのも
普段はやさしいおじさん達が、酔っ払って大声出して、ゲロゲロして
怖くて行きたくはなかったのだけど、
そこはそれ、
“みんなとおんなじにしなきゃ”と、がんばって誘われるまま出かけるのです。
いつもより奮発してくれたお小遣いで
動物の形やら果物の形やらが、どれもふたつずつ並んだ小さな飾り物を買おうと思った。
「いくら?」
「50円」
あ、だったら買えると思い、ひとつ摘まんで50円をおじさんに渡しました。
「一個でええの?」
「うん」と答えながら、だって100円持ってない と思いました。
家に帰って母親に見せると、
「イヤリングやね・・・ もう片方は?」って。
おっちゃん!耳飾りはふたつで1セットやでって言うたげて~や!!
しかし、
あたしが買うはずやった、もう片方のイヤリングはいったいどーしたんやろ。
お祭りのおみこしに出くわし、思い出した
40年余り前の秋の出来事でした。
子どもの時はたいてい、お祭りって楽しみなモンなのです・・・・・ か?
いや、あの
「変わった子」とか言われるのを恐れていた幼き日のサンは、
自分の気持ちがどうであっても、他の子と同じような反応をすることが身についていたので
子どもの頃の記憶はあまりさわやかな?ものではありません。
無邪気さのない子どもって、付き合いたくなかっただろ~なあ。。。
まぁそれはそれとして、
このお祭りっていうのも
普段はやさしいおじさん達が、酔っ払って大声出して、ゲロゲロして
怖くて行きたくはなかったのだけど、
そこはそれ、
“みんなとおんなじにしなきゃ”と、がんばって誘われるまま出かけるのです。
いつもより奮発してくれたお小遣いで
動物の形やら果物の形やらが、どれもふたつずつ並んだ小さな飾り物を買おうと思った。
「いくら?」
「50円」
あ、だったら買えると思い、ひとつ摘まんで50円をおじさんに渡しました。
「一個でええの?」
「うん」と答えながら、だって100円持ってない と思いました。
家に帰って母親に見せると、
「イヤリングやね・・・ もう片方は?」って。
おっちゃん!耳飾りはふたつで1セットやでって言うたげて~や!!
しかし、
あたしが買うはずやった、もう片方のイヤリングはいったいどーしたんやろ。
お祭りのおみこしに出くわし、思い出した
40年余り前の秋の出来事でした。