2015年11月30日
すさみ町 エビとカニの水族館
ちょいと頭が疲れた時は、かるい話題を入れましょう。
あ、
いつも軽いか・・・・・ (._.)
紀南地方に自動車専用道路が伸びまして、すさみ町まで30分も早く着くようになりました。
それでもノンストップで3時間ほどかかります。

老親のお世話に通うのも毎度毎度となると、仕事や百姓や、NPOのことや、地域のことやらの活動が難しくなってきます。
ライフワークの何かを減らしていかないとね。
さて、故郷すさみに名所ができました~

道の駅すさみに併設された「エビとカニの水族館」です。
館長の森さんは志の熱い、この世界のプロフェッショナルです。
撮影OKなので、一部をご紹介いたしまーす。

冬でもあったかな紀伊半島へ出かけてみてね。
エビとカニの水族館 ホームページ
http://www.ebikani-aquarium.com/
道の駅すさみhttp://www.michinoeki-susami.com/の海鮮丼は、素晴らしい景色と共に味わって愉しめます。
2015年11月23日
輪廻、旅の途中
兵庫県三田市のこじゃれたニュータウンに住み始めた1993年頃から、人生に大きな変化が起こり始めました。
まだ30歳前半の時に自分たち夫婦で注文して建てた家は、お花でうめつくされた庭が見えるリビングがあり、2階のピンクのバルコニーには、鳥の壁画をアーティストに描いてもらい、玄関へのアプローチにはバラのアーチまで作りました。
夫はほぼ毎週末には、お気に入りのドイツ車でバードウオッチングに出かけるといった生活でした。
な、
信じられへんやろ、このハナシも。
もうすでにその頃、バブル期はおわっていたというのに。
で、あおいサンはというと・・・・・
まぁ、ご想像通りそんな生活に長く満足するハズもなく。。。
アーバンティックな暮らしは数ヶ月で飽き、近所の公園の法面に空き地を見つけて開墾を始め、まるで戦後の不法耕作地よろしく、勝手に種を撒き始めたのです。 ( ゚∀゚)・∵. !!
そうこうしているうちに1995年、阪神・淡路大震災が起きました。
その時はメディカルコンサルタントをしていたのですが仕事を辞め、いくつもあったバッグやスーツをリサイクルショップに出し、そのお金で一輪車や鶏糞を買いました。
おしゃれな住宅街で、麦わら帽子に長靴姿で一輪車を転がし、例の不法耕作地をどんどん広げていきました。
この頃からです。
あたしのゴミに対する意識がグンと高くなったのは。
まずは食べ残し。
食糧の自給率が35%前後なのに、この国の食糧残渣ったら、1年間に約2189万トン。
国民1人当たりだと171kgにもなります。
想像できる?
およそ4分の1にあたる27%が食べ残しや手つかずの食品というから、「なんちゅーことすんねん!」って驚くよね。
そんな事実を知ると畑でできた作物だけじゃなく、買ってきた食品やいただきものまで、大事大事にいただくようになりました。
それでも食べられない野菜のヘタとか魚のワタとかは、堆肥にしてまた畑に還すようになりました。
それ以来20数年間で7回ほどあちこちと引っ越しをしたけれど、生ごみはどこに住んでも収集車に出すことはなく、畑やプランターで次の命に巡らせています。
たまのご馳走のカニさんだって鶏肉だって、甲羅や骨は日に干して、トンカチでたたいて堆肥になります。
カニも鶏も、我が家にきてくれた命は本望なんじゃないかな?

先日、お友だちにいただいたハーブのプチ花束も、香りと姿を存分にたのしませてもらった後は、お風呂に入れてハーブバスとなり、その後は、例によってコンポストで肥料になるべく発酵中です。
春になったら、鶏もカニも花束も、みんな次の野菜たちになって、またあたしのからだに帰ってきてくれるんだ。
(*˘︶˘*).。.:*♡
そのような堆肥で育った、畑で咲き誇る皇帝ダリア。
一番奥にいるダリアが親株。
ネットで増やし方を見て、そのようにやったら簡単に5~6倍に増えた。
3メートルほどにも伸びるので、お隣や道路に花びらが落ち、お掃除がちょっとタイヘンではありますが、寒い冬に向けて、こんなに大きなピンクのかたまりは、心も桃色になります。

見えるもの
見えないもの
あなたのまわりでも暖かく巡っていますよ。 ❤(ӦvӦ。)

2015年11月19日
久しぶりの雨粒たち
実は今、朗読をマンツーマンでレッスン中です。
目的のひとつは、セミナー講師などのときに聞きやすい声質で伝えたいし、自分も喉が疲れないようにしたいということと、
昨年出した写真絵本「一粒の雨の記憶」を、それなりに読んで記録しておきたかったから。
ところがこの朗読教室ったら、声を出す前に身体のストレッチから始まる。
その次は舌の体操。
「ラダラダ リダリダ レラレラ ラレラレラロ etc etc・・・・・」
など、発音と発声練習をしこたまやった後、早口言葉を舌をカミカミしながらやります。
本読みに入るのは2時間のレッスン中、終了30分前です。
先生にはいつもいつも、
「ここのところは、真夏の暑い太陽のまぶしさを感じながら読んで!」
とか、
「かみなりのピカッっと光るところは、声も光らせて!」
とか、
「ここは作者が一番伝えたいデリケートなところだから・・・」
とかの指摘を受け、
自分が書いた本だったと思ってたけど、もうすでにわたしの手を離れてしまったみたいで、新鮮な気分で緊張しながらレッスンは続いています。
いつになれば、「よし、これで読める!」とOKが出るのかわからないけれど、たった14分程度のファンタジーで、どれだけの“ワンネス”をつたえられるのか、挑戦中であります。
この本が生まれてからもう1年余りになりますが、ふとしたことで「一粒の雨の記憶」に出会ってくれた人々がそれぞれの場所で、やわらかな光の粒を降らせてくれています。
再会に感謝です。
https://www.facebook.com/genmyo/posts/852729261492936?pnref=story
本来、雨は地球がもたらす恵みだよ。
雨はそのうち、他のいのちになり、
ワタシにもなり、
やがて ヒカリに なる。
そのヒカリは、また次の雨を生む。
終わりも始まりもない摂理のなかで、
奪い合ったり、戦ったり、憎しみあったりしているんだなぁ、
世界のあちらこちらで
今日も。
もうね、
自分ひとりからでも
だんだんと
否定的な感情の連鎖はヤメにしようと思うんだ。
2015年11月18日
メリーゴーランド
ある日のかわいい客人は、
無心に何かを描き始めて。
“無心”
こころ そのもの。
おとなになるにつれ、
“無”から遠ざかる。
欲得がからんで、また遠ざかる。
勝った負けたで、ずーっと遠ざかる。
権力の誇示、
今だけ、ここだけ、自国だけ・・・
で、もう泥沼。
今の沖縄を思い、
自分に何ができるのかと思う夜です。
2015年11月09日
恵文は語る
「そろそろランチ行きましょう」
「うん、ほんじゃあ、京都で一番おいしいピッツア食べたい!」
とリクエストして、久々に恵文とピッツアらんち。
なんでもその日は朝方まで、イタリアに住む娘と1時間も電話でおしゃべりしていたとかで、食事しながら居眠りしてた。
失礼なヤツ。

チーズと生ハムに共通する、発酵の工程で変化する香りとうまみの絶妙さを語る、昼間の酔っ払い。
そうだよ。
微生物遊びについてはこのブログでもいっぱい紹介してきたけど、醸すお酒や漬物の食文化は世界各国にあるし、発酵食品って、ところ変わっても人間や動物には不可欠なものなんじゃないかな?
我が家も漬物や酵素や自家製麹類やどぶろくやらを、手かえ、品変えで1年中仕込んでいるので、この家にはもう発酵菌さまがお棲まいになっていると思います。
そういえば、
昔々、ベジタリアンの友人が、恵文が焼肉屋と知りながら「お店に行きたい」と言うので“焼き肉いちなん”へ連れていったら、
いきなり、「野菜だけ焼いて!」と言った時にはさすがに、
やっぱり連れてくるんじゃなかったと思った。 ことを今、思い出したわ。
焼き肉は~いちなん ♪ ♬ http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260303/26001859/
フェイスブック
https://www.facebook.com/keibun.sohn?fref=hovercard
2015年11月01日
へんてこな、ふるさとことば
「あの時の突風は、軽トラックまで畑へまくれやっつらら!」
解説
「あの時の突風は、軽トラックまでが畑へ転げ落ちていたでしょう!」
という意味です。
共通語やから覚えときやと言われても・・・
ここでは小石やドングリに使っていますが、たいていはもっと大きいものに使います。
大きいものがまくれた時はもっとダイナミックに「まくれっ飛ぶ」と言います。

「まくれる」は刺激的ですが、「つらら」はふらんす語っぽくない?
「行ったあ~ッつらら」
「買いやっつらら」
ら ら らぁ~ ♬ ♪

急に寒くなったから森は色づき、足元の落ち葉は木漏れ日に光って宝石のようでした。