2010年12月30日
この人生で何をすることを求められていますか?
今年も一番多くの時間を就労支援とキャリアカウンセリング、セルフケアに関する仕事に使う事ができましたね~、おかげさまです。
田畑に立つ時間は少なかったけど、大阪の家でも生ゴミを全て堆肥にしてプランター野菜を作り、そこそこしのげていることで今は満足です。
好きなことをしてお金を得られるとは、本当に有り難いことです。
有り難い上に、大好きな分野なので、もっと何か自分にできることはないものかとワクワクしながら自己探索し、他からも学ぼうとします。
そうして得たものを実行すればまた、相談業務に効果が出ます。
元気を取り戻していく人、課題を解決していく人、自己実現を果たしていく人……
目の当たりでそんな変化を見せてもらうと、私自身もクライエントさんから自信や喜びをあたえられ、その結果さらにクライエントさんの可能性を探すことが愉しみになります。
こんなプラスの循環が起きることなど、人の話では聞いたことがあったけど、
まさか自分の人生に起きるとは思ってもみやしませんでしたよ。
子どもの頃から「仕事は何をやっても辛いもんだ」と教えられてきましたからね。だから、辛くても、「仕事はそんなもんだ、諦めろ」と。
親は私がまだ幼い頃からそんな事を言っていました。
その中でも、「百姓ほど割にあわんものはない」と言われていたお陰で、百姓にだけはなるまいと努力した青春時代でした。

そう、逆らうことを知らない従順な子どもだったわけです。
続けて、「“親業”はもっと割にあわん」と小さな私に投げかけた親は、それを言ったことで何を満たしたかったのだろうと考えたりします。
そのお陰か?不妊症になり、この人生では子どもをもつことはありませんでした。
まぁそんな環境の中で育ち、20職種もの仕事を経験し、多くの人々とまみれてきた中で、親の仕事へのとらえ方や、ものの考え方が出来上がった背景にまで思いを寄せられるような大人になることができたことは、もうそれだけで祝福です。
人生をあきらめなくて良かった。
仕事は辛いものだと、後に続く若い人たちにつぶやくことがなくて良かった。
何しろ多くの人は、仕事をしている時間が人生の中で、最も長い時間になるからね。
だから、就職の難しいご時世ではあるけれど、なるべく“好き”なことをやって生業にしていければと考えるのです。
仕事を失った人や、何らかの課題をもっている人に対してのカウンセリングを行うなかでも思うことですが、時代がどうであっても、環境がどうでも、
自分が安心できる場所は作れると思うよ。
そのためには、世の中に浸透していて時には“常識”や“習慣”になっている情報を見直してみることは、まず必須だと思います。
たいした根拠もないのに、もっともらしく「世間はそういうことになっている」ことが多くあり、
それが個人の生き方にも大きく影響し、負の認知としてうえつけられ、本来、開くべき能力が閉ざされているのではないかと思うケースにたまに出会います。
就職を就労という範囲に広げた上で、
「なんのために働くか」ということをもう一度感じてみよう。
具体的にキャリアカウンセリングを受けたい方は個人的に予約をしてください。
私もすったもんだしながら、この頃やっと自分自身の核心に近づいてきたような気がしていますよ。
これまで関わってくださった人々のお陰です。
改めて年の終わりに感謝したい気分です。
ありがとうございました。
来年は、今の仕事の多くを占めている厚労省の外郭団体が閉鎖しますから、自分のキャリアのことも考えなければならないし、親の世話や何かでチャレンジする事柄が多くなりそうだけれど、
“根拠のないワクワク感”で満たされているよ。
「さぁ!なんでもいらっしゃ~い

今、千里中央公園で咲いているサクラ。

2010年12月24日
あたたかな聖夜を。
枚方市にある農園・杉五兵衛。(←“お気に入り”参照)
休日は、家とその周辺でちょこまかしているのが好みですが、昨夜の旧友がたとの集まりは、この農園だったので出かけてきました。
杉五兵衛さんは15年以上前からファンで、大事なお客さまは必ずご招待する場所です。
ここは第一次産業を第三次産業にまでつなぎ、都市に近いこの場所においてそれを実現させた上に、
最近では農水省の受託事業などで、教育関係にも尽力されています。
未来の理想郷のような農園で、米や野菜、果物も花も土も、ロバの糞もすべてが循環しています。
つまり、
ここの農園は、いろいろな命が輪廻転生しているんだね。
素材のおいしさを、じっくりしっかり味わえるのです。
みなさん
どうか
あたたかな聖夜を・・・
どうか
あたたかな聖夜を・・・

2010年12月13日
朝の秘密
わぁ~ カナダですか?
・・・ いえ、ついそこの ハットリリョクチコウエン どす。
生きたまま葬られたいような水面どすやろ?
平和な風景・・・
世界のどこかで紛争が起きていることなど、
想像できないほどの、完璧なきらめき。
・・・・・
ノーベル平和賞を受賞しても、受け取ることもできず、
ただ
「私に敵はいない」
と、言える人を思うと
心がきしむほどかなしい。
あっちも、
こっちも、
同じ“人間”の行いだね。
あたしは
どっちの人みたいに生きていきたいのかな。




2010年12月09日
天神橋筋商店街
「お姉さん、お皿!」
と言われて、カウンターでお寿司を頬ばっていた私は、口をもごもごしながら、たまり醤油で汚れた寿司皿を差し出すと、そこに追加注文したにぎりをヒョイと置いてくれるのです。
このお寿司屋さんは、たまり入れのお皿もくれはらへんので、テーブルに置かれた“ハケ”の入った醤油壷から、お寿司にペタペタとつけるらしい。
横のお客さんを見ると、手巻き寿司のネタとシャリの間にハケを割り込み、ぐにゅぐにゅとつけてはる。
え~! 辛口がお好きなのね・・・、それにしても、そのハケで私も使わなきゃいけないんですけど。

初めて入ったディープ且つ、めちゃ繁盛しているお寿司屋さんで、恐る恐る注文した一貫目のお寿司を口にしながら、お店の様子を窺う私。
鯛の皮のあぶり、あわびの肝、生カニ味噌などの珍しいネタが書かれた紙が貼られてあるんだけど、もっと変わった張り紙は
曽根崎警察署 06-6***-****
というのがあり、
それはメニューなんかより、ずっと大きな紙に書かれてあって・・・・・
ど・・どういう意味なんどすやろ。

ますますドキドキしながらもお寿司のおいしさに満足していた時、
「お姉さん、お皿!」と叱るような声がカウンターの中から飛んだのでした。
醤油で汚れた、しかも今どき学校給食でも使っていないような樹脂の食器を差し出し、寒サバとあん肝を配給食のように受け取るのです。
注文した日本酒はビンごと出てきて、ひとりで飲むには多すぎて、
・・・でもいつのまにか飲み干してしまっていて

30分もすると、あろうことか場に溶けこんでしまったか?!
「てんつくマン」の映画を見た後、ひとりの気楽さでプラッと初めて行った天神橋筋商店街。
北摂にはない魅力の町。
また行こう。
今回は記事に関した写真は撮れていません。
どうも、曾根崎警察の☎番号が気になって、カメラを出せなかったのよね(._.)
写真は記事とは無関係です。
2010年12月05日
朝に感じるダイヤモンド
枝や葉も安心だよね
しっかりと根を張り、土をつかみ
雨が降っても、風が吹いても大丈夫
根っこさんよ、ありがとさん

実が熟せば赤くなるのは、なんでですやろ?
鳥に見つけてもらいやすくするため?
鳥に食べてもらえれば、フンの中からまた次の命が生まれる
誰かが言ってたな~
太陽は沈む前が一番赤い って
葉っぱもそうかな・・・
散っちゃう前が一番赤いの?
あたしも、あおいちゃんじゃなくて
そろそろあかいちゃんって、名前変えんとあかんかぁ?
しょうもないこと
ぶつぶつ言いながら
日々、自然のなかを歩けるうれしさよ・・・



今日の「白熱教室」http://self.ikora.tv/e505207.html は、
「じゃあ、あなたが総理大臣なら、どうすんねん?」ってとこですよ。
この四面楚歌の時代、不平、不満を言うのは簡単。
だけど、現状脱却のために、自分にできることを考えてみようとする若者たちの様子を見てみよう。