2018年01月08日

「もて爺」を考える



なぜなのか理由はわかりませんが、
20代後半ごろから、「人生は60歳からどう生きるかが大事。それは世の中の動きにもかかってくる」と思い続けていました。

私にとっては大きなキイワードを見つけたと思っていて心の中であたためていたので、ある日、当時50代半ばだった親にそのことを言ってみました。
親は「あ、そう。」と気のない返事。
気のない人にそれ以上話し続けるような内容でもなかったので、それ以来封じ込めていた話題です。
それに高齢者と呼ぶ対象となる年齢も変わってきたし、今で言うなら「65歳からどう生きるか」だね。

つまり定年退職した後、どんな生き方をしますか?ということです。



仕事先でも60歳以降の方々と一緒に仕事をしたり、相談者の中にもシニア層は多くいらっしゃいます。

私が20代の頃に「人生は60歳からが大事」と思ったのは、若いときは男性も女性もそれなりにハツラツとしていて、美しさがあります。
そして身を切るような辛さや悲しい出来事なども、若さゆえのパワーで乗り越えられることが多々ありました。

でも、55歳を過ぎる頃から段々と個人差が大きくなりはじめ、
なんと!・・・・・お顔に歩んできた日々や、その人の考え方までくっきりと出始めるのです。ik_85
年間300人~400人のクライエントさんと出会い10年の月日が流れましたが、良くも悪くも“生きざま”はお顔に表れているので、名刺よりリアルに物語るから、自分の顔に責任をもつことが年齢を重ねるごとに大事になってくるのだと感じます。


定年退職をしたのちに、日々の過ごし方に戸惑いをみせるのはやっぱり男性が多いのはお察しの通りで、それは特に都市部において起きています。
田舎に暮らすと、体が動くうちはなんだかんだと用事を見つけることができますが、仕事場を失ったこのコンクリートの町は、ただただつめた~いビル風が吹き抜けるだけのように感じる人もいるみたいです。



さぁ、そこでだ。icon04

これを読んでくださっている若い方やご同輩には、是非、素敵なシニアライフを送っていきましょう、そのために一緒に準備や“練習”をしましょうと伝えたいの。
経済力もそうだけど、まずは死ぬまで動けるからだと、ある種の悟りをこころに灯すことかなと思うのです。

女性は将来を見据えて、そのために努力し、準備にとりかかっている人は周囲にも大勢いますが、男性はとにかく変化に抵抗する人が多く、良いとわかっていても実行には至らないために、あれよあれよといってるまに老け込んでしまい、ついには心身の元気が取り戻せなくなっていく傾向があるようです。

「悟りをこころに灯す」前にやらなきゃならないことは、自意識をぶち壊すことじゃないかな。
みんないろいろな出来事を乗り越えてきたからこそ、握りしめた観念・価値観があって当然だし、だからこそ生きてこれたんだけど、この定年退職時期のターニングポイントでは、その握りしめたものを手放さないと『次のしあわせ』が入ってこないように思うのです。


昨日、たまった年末年始の新聞を読んでいて、へえ~?という記事を見つけました。
「おっさんレンタル」という健全なface02仕組みがあるんだそうな。
これをつくった方は、
「キモイと言われがちなおっさんも、役に立てることを見せたかった」と言っておられます。
いくつになっても誰かの役に立つことって、自分が生きるエネルギーになるんですね。
ちなみに人気なのは、「人の話し、聴きすぎおっさん」http://ossanrental.thebase.in/items/5290247だそうです。
話を聴いて欲しい人が多い世の中だから、うなずけますね。

世の中に「もて爺」が出没しはじめると、国の医療費や社会福祉にかかる費用も軽減できると思うよ!(^^♪


私自身が自分に言い聞かせつつこの記事を書きながら、自立したシニアが増えるために何か自分にできることがないだろうかと模索し始めています。
でもまずは、自分自身の心身を鍛えることですね。

さぁ、今日もウォーキングメディテーションにストレッチにスクワットに農作業・・・・・・



雨の中の散歩


次の命になる種







過去の1月8日の記事
http://self.ikora.tv/e1090920.html


  
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Posted by やまさき あおい at 15:13人生の午後&メメントモリ

2017年05月05日

山の動く日きたる










 山の動く日  与謝野晶子










山の動く日来る。
かく言へど、人これを信ぜじ。
山はしばらく眠りしのみ、
その昔、彼等みな火に燃えて動きしを。
されど、そは信ぜずともよし、
人よ、ああ、唯だこれを信ぜよ、
すべて眠りし女(おなご)、
今ぞ目覚めて動くなる。


















両親の介添えや家事の合間に
今の季節の山々を見るのが
唯一の
自分が自分であるための時間です。


夜通し眠れない夜も
悪いことばかりじゃありません。


フクロウやヨダカの声が聞ける日もあれば、
夜が白々と明けていくひとときに付き合えるから。







過去の関連記事


http://self.ikora.tv/e768289.html


http://self.ikora.tv/e600217.html


http://self.ikora.tv/e111421.html













  
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Posted by やまさき あおい at 21:26人生の午後&メメントモリ

2014年09月07日

紀州の新聞 紀伊民報







和歌山県の県域紙と言えば紀伊民報さんです。

わたしが20代の頃に毎週のように“アトリエ”に集まって飲んでいた人たちも、地元で活躍されている方も大勢いて、この新聞社にもそんな方々がいらっしゃいます。


だからという訳ではないのですが、「一粒の雨の記憶」もご紹介くださいました。

まことにありがたく、感謝いたします。

やりとりのメールの中に、
「あとがきの「初老」という言葉に、初めてお目に掛かってからの時間のうつろいを感じ、妙に寂しくなったりもします。」とありましたが、そうなんだよね、もう人生は残り時間の方が圧倒的に少なくなっていて、大好きな桜の季節にはウットリしながらも、「あー、あと何回この桜を見れるんやろ~なぁ」って思っています。


メメントモリ・・・http://self.ikora.tv/e897051.html
良い死に方をするために生きてるような日々ですよ。icon12 ik_93 icon12








  
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Posted by やまさき あおい at 22:19人生の午後&メメントモリ

2014年01月17日

不戦の誓い







近頃もまだ相変わらず、
下世話な世迷い言に振り回されている自分を感じながらも、
それでもやっぱり、
自分の暮らしと同様に気になるのは、“世の中の動き”であります。


そりゃそうやろ。

結局は、
「世界ゼンタイガ幸福ニ ナラナイウチハ
 個人ノ幸福ハ アリエナイ」
ってところに通じるのかな。



さてと、
こんなことはもう、ブログには書くまい、と思いつつも、
「えっ?!」と思うようなことが、近頃やたらと目につくんどす。。。

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Posted by やまさき あおい at 07:56人生の午後&メメントモリ

2013年11月13日

赤く染まる





















不思議だなー

また秋がきてしまったなんて。



うかつやったわ。











葉っぱも赤くなり始めると、
もうその生命力は葉の色とは逆に色あせて、
周囲には穏やかになり、静かな愛そのもので存在するだけになり。









そんな葉の色と、その木のたたずまいに圧倒されると、
もう、この世に渦巻く理不尽さにも、言葉を発する勢いも失せてしまうんだよね。









あしたやれることは あしたやろう。

来年でもよいことは年が明けてからやろう。


来生(らいせい)でもよいことは、生まれ変わってからの宿題にしよーik_20
と、
いつになく 怠けた気持ちになれる今宵であります。














  
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Posted by やまさき あおい at 23:00人生の午後&メメントモリ

2013年04月24日

散り際













今年も精一杯咲いてくれた桜たち。

忘れないよ。

今年だけの表情、
この木だけのにおい、
一回きりの色・・・・・










散ったあとに雨が続き、
また風が吹き・・・

そして三日目に陽がさす頃には、
桜が咲いていたことも忘れられる。

そんな散り方がいいなぁ、あたしも。














  
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Posted by やまさき あおい at 23:36人生の午後&メメントモリ

2012年01月15日

潔く!











先日から、 ぽっかり地肌が見えるような脱毛や、めまいなどの症状が続いていたので、大きな病院の心療内科を初めて受診しました。

主治医は、心身医学やホリスティック医学の体系をつくりあげた池見 酉次郎先生に直接の指導と薫陶を受けられた、ある病院の名誉院長なのでなんの心配もありませんでしたが、結果が出るまではやっぱ、少々気になります。
二人の医師による問診とカウンセリングだけでも1時間半くらいかけ、その後にいろんな検査で、5時間ほどかかりました。

病院でいろんなことを思いました。

まぁ人間だから、何が起きても仕方ないわ…という、
わりと潔いあきらめ感があったかな。


…ちゅうか、
目が回りたければ回ればいいし、
頭、禿げたければ禿げればぁ! (^▽^)って、
ある意味、あきらめた。

そしたら次の日から、朝も起きられるくらいのめまいに変わったし、
ナンだったら丸ハゲになれば、ウィッグが医療費控除できるやろうから、ヘアドレスのバリエーション広がるなぁとかって、
マジで楽しみにしてたら、脱毛が止まってきた。face03


悩みなんてこんなもんどすな。



痛みは痛みとして
かなしみは、かなしみとして
孤独は孤独として受け入れられたなら、
あとは
死ぬ時がきたら死ぬだけのこと。

そんなことを
クッキーをばりばり食べながら
「うん、異議なしやわ・・・」と思えるようになった今が、
実に尊く思えるこの頃です。







ブログ「アカルク タノシク ホガラカニ」の、ひよさま作バリカタik_40クッキー

ひよさまは、こころとからだに、サイコーicon06の食事とおやつを作る腕をもつ滋賀在住のねえやんik_94です。
近々、料理教室をしようかな・・とか言うてたから楽しみどすな。














  
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Posted by やまさき あおい at 23:15人生の午後&メメントモリ