2017年11月26日
散る紅葉 ただ 美しく
職場まで徒歩で25分。
帰りは登り坂なので30分。
家を出たらすぐに見れる赤・青・黄色・・・
仕事場に着くまでいろいろなことを思います。
先日の日曜日、夫がチェーンソーを使っていて、あろうことかチェーンソーがはね返り、顔に当たったと言って顔にハンカチを当てて止血しながら帰ってきました。
「ドン!」という衝撃だったといいます。
それを聞いて、わたしが貧血を起こしそうになりましたが、絶対助けなきゃという気持ちが先だち、テキパキと緊急で診てくれる病院を探し、連れていきました。
唇をパスッと切っていて、5針縫うだけで済んだことは奇跡だと思います。
我が家は特に信仰をもっていませんが、夫も朝に夕に、手を合わせて何かに祈りを捧げているので、ナニモノカが守ってくれたのでしょう。
このくらいで済ましてもらって本当に有難く、夫の体をずーっと撫でていました。
今年も当たり前のような顔をして咲くサザンカも、眩しいほどきれいに見えました。
職場でのお昼休みも
陽ざしがあたたかな日は外でぼんやりします。
ケガや病気をいくつも乗り越えてきたけれど、
サクラやモミジのように、
散っていく時期がきたら、
よろこんで
風に運ばれたいという気持ちは、
こころのどこかに
いつもあります。
2017年11月18日
2001年、女将時代の姿 (p_-)
嘘みたいに、
“ピーターポン”のシニアモデルデビュー準備が始まっています。
シニア用「パンパース」のモデルかと思ったでしょ。
違うんです。「ワンピース」さんのお洋服のモデルです。
年をとっても楽しいことが待っているもんだなぁと、いただいたご縁に感謝しつつ、何が始まるんだろうと小さな胸をときめかしているところです。
先日、ご担当のスタイリスト、タッキーさんから、
『歩んできた歴史とファッション』というテーマを伝えるために、ネタ?ください。と連絡いただき、押し入れの中を探すこと1時間。
出てきた、出てきた。
どれもこれも、まるでもう過去生かと思うほど、遠い昔のように感じます。
仕事を21職種も経験していると、いったい自分がナニだったのかさえ不安になってきます。
やっぱり、
どこの森にも町にも降る、一粒の雨だった というのが実感です。
岡山の山奥で降ったときの雨粒はこんな感じでした。
沖縄在住時もNHKさんや沖縄の民放さんで、OKINAWA あおい地球(ほし)の活動や、ヘルシーエコライフの様子をご紹介をしていただきましたが、このときはベタベタの関西弁でしゃべってはります。
なかなか・・・・・・ バイリンガルやね。
他の人がいろいろ記録してくれたことが、年を経て、こんなふうに役立つとは思ってもみませんでした。
しかも、海を越えての度重なる引っ越しにも関わらず、よく手元にありました。
『歩んできた歴史とファッション』というテーマを設定し、宿題をくれたタッキーさんにも感謝です。
こんなことがなければお蔵に入ったままカビが生えていたことでしょう。
ありがとう、ありがとう。
老後の楽しみが増えました。
2017年11月11日
天王山竹林コンサート
畑仕事の合間に、天王山竹林コンサートへ。
やることいっぱいあるけど、
小倉神社裏山ならすぐ近くやし
ちょっと覗いてこよう。
え?
神社の裏山って。。。
まだ登るんかい!?
えらいこっちゃ。
日にちも時間も合ってるみたいだけど・・・
これじゃ登山だよ。
まったくもう・・・
コンサート会場はどこやねん。
あ~!
あった。
実に健脚者向けコンサート。
普段は「久保川と天王山の森を守る会」さんが拠点にしておられるスペースを開放して、会場を手づくりされたようです。
文句なしの森の中。
山ガールの皆さまのオカリナ演奏。
練習もこの場所で、鳥の声、笹が揺れる音を伴奏に楽しまれるそうです。
あの山の中だからこその、自然とのコラボはステキでした。
帰り道はほとんど転がるように、身も心も軽やか♬
久保川と天王山の森を守る会さんの活動の一部。
竹林は手入れが必須なのです。
収穫!
山の中で体を動かし、春には恵みをいただきましょう。
ボランティア団体「久保川と天王山の森を守る会」のご紹介と連絡先
http://self.ikora.tv/e1204011.html
2017年11月05日
求人倍率はバブル期並みではあるけれど・・・
今から約30年前、日本はバブル経済のなか、巷は活気に満ちていたらしいです。
「らしい」というのは、私自身はあまり実感がないからです。
約4年が該当年とすると当時私は29歳~32歳で、地方に住み、
当時の配偶者が公務員であったこともあり、都会は景気がいいらしい、くらいの捉え方でした。
リクルートに入社したのが1992年だったので、関西ではまだバブルの泡が少し残っていて、この好景気の終焉を信じたくない企業人と、仕事を求める人々を肌で感じ、自分には知らない世界があるもんだと唖然とする日々でした。
何しろそれまでは華道という狭い狭い世界しか知らず、資本主義がどんなことなのか、経済や株、円高円安がどう影響するのかもまったく無知でしたから。
リクルートがそんな私を採用したというあたりが、そもそもバブルだったんだな。
さて、現在です。
2~3年前から、有効求人倍率が高い、
バブル期を超えた等々とマスコミが伝えています。
でも、30年前のバブル期とは当然ながらかなり違います。
消費が動かない、
非正規社員の問題、
貧困層の広がりなどなど、
生きていくために必須のものさえ得られない人々も増加しています。
好景気をつくるには、格差が激しすぎると思うな。
だけど資本主義って、そこは片目をつぶって走るのが許されるのか。。。
そこへもってきて、個人宅に核シェルターをつくったり、
幼稚園などで防空頭巾のようなものをかぶり、避難訓練をするような世の中です。
そもそも資本主義と民主主義が同時に存在していくって、どういうことなんだろ?
あかん。
話がそれましたが、
今、私が主として働いている職業訓練校でも、やっと、売り手市場の実感が出始めてきました。
今、この不安定な状況のなかでも、自分の職業人生をいかに幸せなものにしていくかを考えるセミナーをすることにしました。
定期的に行っているセミナーですが、今回、初テーマです。
世の中がどうであっても、自分は自分として生きる力を育んでいきたいという自分自身への覚悟のために行います。
それが参加者にどう影響するかな。
初めての試みに心地よく緊張しつつも、たのしみながら進めようと思っています。
このセミナーは非公開ですが、いつか一般参加で構成的グループエンカウンターでテーマにできればいいな。
紀州の森をひとりで歩くといろんなことを妄想します。
色づきはじめたよ。