2021年06月27日

「わら1本の革命」福岡正信




福岡正信さんの名前より初めに知ったのは“粘土団子”。

30数年前、野外音楽堂の爆音の中で、
「いろんな種を土に混ぜで放り投げるだけの農法があるんや」
と、
ほぼ農業には無縁そうなパンクなお兄さんから聞いた。

その数年後、
京都大学で福岡正信さんの講演があると聞きつけ
目をハートにして、
一言一句をからだにしみこませるようにして聴いた思い出がある。


それからまた数年たち、30代半ばの私は
都会の真ん中で
「百姓のススメ」というイベントを開催していた。

もともと農家出身で、「百姓ほど割に合わんもんはない」と親に聞かされ続けてきたし、
夜なべでレタスの出荷準備や、
日曜には田畑の消毒の手伝い、
台風がくれば、夜中でも懐中電灯片手に施設栽培を見回る。

そんな仕事など、一生携わることはないと思っていたのに。



まぁ、

何があるか分からないのが人生です。



1998年頃、
お客さんとしてファン通いをしていた岡山県の「百姓屋敷わら」は、
この福岡正信さんの「わら1本の革命」から名前をつけたもの。

まさか、都会でメディカルコンサルタントをしていた自分が
数年後に
「わら」の女将になろうとは。



そしてまた数年後、
「わら」の船越さんから教えてもらった断食合宿に参加して知り合った野口法蔵師。

山崎家が沖縄在住時にスピリチャルメディカツツアーのオーガナイズを法蔵師から依頼され、
その後も和歌山の山奥にお尋ねくださったり・・・・・

2017年頃かな、
松本市の法蔵師のご自宅をお尋ねしたとき、
福岡先生の書がお部屋に置いてあり、聞くと
「亡くなる前に一緒にお風呂に入った」とおっしゃった。


私の人生に大きな影響を与えてくださった方々もまた、
福岡正信さんに学んだことはおおきかったんだなぁ~



「百姓屋敷わら」を営業させていただいていた頃に
やってきた研修生は、
福岡先生の元で、実際に自然農法を学んだ人もいた。
その研修生曰く、
ご家族さんは、「この偏屈な年よりのどこがいいのか」
とおっしゃっていた、と話したことが可笑しかった。



途上国の人々が神と崇めた人も
身近な人にとっては“偏屈な年より”であり続けたことも
なんだか
とってもいいなぁ~



福岡先生、
今の日本をどう見ておられるのでしょうか。
























  
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Posted by やまさき あおい at 22:00Comments(0)百姓日記

2021年06月22日

これで死ぬまで大丈夫!





ただいま~!(^O^)/


   って、誰も待っていないか。




長年お世話になった和歌山県ブログikoraさんでしたが、
容量一杯気味で、“都会”のブログへお引越ししたのは先月のこと。


新天地で新しいことを覚えて、慣れようとガンバッタのだけど

どうもね・・・・・



よそのお家で寝泊まりしているみたいで落ち着かず、
気楽な日記なのにちょっと緊張していた。


それで、ikoraさんに相談したところ
な~んと容量を追加してくださったではないですか!
100MB追加してくださっているから、
これで死ぬまで大丈夫。  かな?

あ~
この部屋に帰ってこれたわ~
うれしー!



だけどブログも
転職と引っ越しだらけのあおいの人生そのものやね。

還暦過ぎても落ち着く気配はありません。



枯木灘
南紀州の海












  
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Posted by やまさき あおい at 16:20Comments(0)ヘルシーエコライフ