2012年04月30日
獣対策 米作編
「米がどんなに安かろうが、
減反を進められようが、
年をとってアチコチ痛みがでようが、
長年、百姓でやってきたもんは
季節になるとモミ種を蒔くんや。」
減反を進められようが、
年をとってアチコチ痛みがでようが、
長年、百姓でやってきたもんは
季節になるとモミ種を蒔くんや。」
私の両親の場合は、です。
そこには計算なんてあれしまへん
百姓の本能っていうのか・・・
それが当たり前だから。
今年も東日本の一部では、
この当たり前のことができなくなったお百姓さんたちがいること、
忘れてはいないよ。
それにしても、鳥獣被害は年々大きくなります。
米を狙うのは、イノシシと鹿。
高齢になった百姓たちには獣対策も重労働な上に、費用負担もタイヘンです。
数年前までは、穏やかな田園風景だったけれど・・・
なんだか戦闘態勢丸出し。
TPPがなくても、日本の食糧自給率を落とさないための努力って相当なエネルギーが必要なんだよ。
薪でお風呂を沸かしながら、
小学生の時に山に植えたヒノキも、もう切り出されることなくあの山で、『木』としての人生?を終えるのかしらと、遠い山に想いをはせました。
山に手をかけ、
夏がくる度に人を雇って下草刈りもし、
今ごろはその木で家が建つはずだったよね・・・
遠い過去は、夢のような過去になってしもたね、お父さん・・・・・
2012年04月27日
TPP追加
お~っと!
さっそくのフィードバックありがとさんです
「もうだいぶ前に書いてまっせ」・・・って
http://www.chikyumura.org/environmental/report/2011/11/07144236.html
はい、そうでした。
2012年04月27日
TPPのほんとうのところ
行ってきました、STOP!TPP。
場所は日比谷公園野外音楽堂です。
このブログを読んでくれたあなたはTPPのことをよく知っていました?
わたし、恥ずかしながらその実態のごく一部しか知りませんでした。
なんで友人たちが自分の仕事も休み、これを阻止しようとしているのか理解できなかったの。
自由貿易とか、関税がかからないとか聞くと、
モノが自由に他の国から出入りする、だから脅威なのは価格の安い農産物やらが入ってくるので、農家がタイヘンだとか、日本の自給率がますます下がるとか、遺伝子組み換え作物や狂牛病にかかった肉なども簡単に入ってしまうとか、そんなことが大きな問題になるって思ってた。
でも、もっと深刻な問題やった。
医療で言えば皆保険制度が崩壊し、医療費がアメリカ並みに高騰する可能性があることなどは聞いていたけど、
“人”も入ってくるねんて。
力のある多国籍企業が日本の資源なども牛耳っちゃうことなんて、とても簡単な手続きで行えてしまえて、たとえば水資源を買い占めるとか(これはすでに中国が北海道などで実行しているようだけど)、
あちこちにある現行のささやかな相互扶助制度を廃止させられるとか、
何だか、日本人の利他の精神に富んだ魂さえTPPは大きな影響を及ぼしそうです。
・・・というか現場からの声を聴いていると、日本人の精神性が、特にアメリカなどは“扱いに困る”ものなんだろうなと感じました。
わたしの主観が入っているので、どうぞあなた自身でちょっと調べてみてね。
それでわたしの情報に間違いがあったら教えてください。
ひとつの参考に「サルでもわかるTPP」
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
あ、そうそう
会場に着いた早々、この人とバッタリ出会いました。
今日の催しを取材にいらしてた魚柄仁之助さん。
6~7年ぶりの再会でした。
正面からカメラを向けるときっと「そういうの嫌いなの知ってるでしょ!」とか言われるに違いないので、後ろ姿だけ。
立ち話のなかで仁さんは「ISDのことをもっと周知させた方がいいと思う」というようなことを話されていました。
ISD? あたしのアタマは?(?_?)
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/762.html
やさしい母の顔・・・YAEちゃん。父上の藤本敏夫さんソックリだね。
やっぱりこの人もご参加です。
ウチナーグチなので、おっしゃってることが相変わらず意味がよくわかりまへんのが、ちょっとツライけど。
沖縄問題もTPPも根っこは同じかも。
おなじみの藤波心ちゃんも。
この人って、1992年リオでの地球サミット伝説のスピーチ、セヴァン鈴木http://www.uplink.co.jp/severn/を彷彿させるね
かわいくたくましい日本のチカラです
超党派の国会議員さんも大勢ご参加でした。
本気で政治しとくれやす~
シメ?は我等が菅野芳秀さん
是非、菅野さんの最後の挨拶をお聴きくださいな。
http://stoptppaction.blogspot.jp/2012/04/5000.html
閉会の挨拶(2;05,00あたりからの4分間ぐらいです。)
原発事故がわたしたちに伝えたことのひとつに、
「知らないでいることの罪」がありました。
学んだことは今後に反映しようとする、
そんな地道一歩を
今日からしっかり歩みたいね。
2012年04月24日
京都大原「わっぱ堂」
昨日は宝ヶ池へ
まだまだ続く桜旅(^_^)/~
その後は大原、寂光院へ。
尼寺らしいやわらかな波動のお寺です。
桜もまだまだ見れます。
諸行無常の鐘の音かぁ・・・(p_-)
お楽しみの夕食は「わっぱ堂」さん☎075-744-3212(予約制)へ。
大原の食材を使ったお料理を提供してくれる、ほんまに素敵なところやった。
ギャラリーといっしょになっているので、目もたのしませてくれます。
お食事の一部は・・・
このブロッコリーのスープと奥さまが焼かれたパンで、すでにもうお腹5分目な感じ。
運転手役の友人を気にしつつ
「これはやっぱり冷酒よね!」
菜の花畑のようなピッツア
ここからはワインです。
カタナーラという名のデザート。
濃厚で赤ワインとマッチしていました。
もちろんコーヒーもセットされていて、ピンボケでご紹介できなかったメニューもまだいくつかあり、これで3000円のコースです。
頭、下がります。
田畑と山に囲まれた環境にありながら、お酒類のチョイスもとてもいい
あんな環境の中で暮らし、きれいな食べ物をいただいているからか、ご主人も奥さまも肌がつやつや!
ご主人の言葉使いが美しいことと、お話しの面白さも味のうち。
お百姓仕事をしながらこのレストランをまわしていくのは、かなりの忙しさでしょうけれど、子どもたちも穏やかでお店に溶け込んでいて居心地良かったわ~
お店はホームページもありませんし、積極的な広告はしていないのだそうですが、ランチなんて特に予約がとりにくいのです。
すでに「農園・杉五兵衛」も、スタッフ20人でやってきたとか。
さすが耳が早い!
新緑の季節に足をのばしてみませんか?
いっぱい深呼吸して、素のままの自分に還れますよ
2012年04月23日
花の旅続く
『死ぬまでにしたい10のこと』の中のひとつにあった、
「飽きるほど桜を見る」
というのは今年、実現しそうです。
3月で、それまでのメインの仕事であった厚労省外郭団体でのキャリアコンサルタントの仕事が終わり、次の仕事が始まる5月までお休みなので、こんなゆったりした春は久々です。
久しぶりの友人らとの再会もたのしみのひとつです。
大勢でつるむのが苦手なので、3日前も20年来の心友とふたりだけで桜の残る嵐山へ。
直指庵http://www5e.biglobe.ne.jp/~jikisian/
直指庵といえば有名なノート『想い出草』。
昔々カウンセラーなんて存在しなかった頃、このノートに命を救われた人もいるとか。
インターネットの出会いとはまた違った、生の人と人とのつながりがあった頃です。
20年の時がそれぞれに流れたけれど、
共通した思いは、“ずっと成長し続けること”かな。
相変わらずのチャーミングな笑顔から、あと20年後のあなたのかわいいおばあちゃんぶりが想像できましたよ。(^_-)-☆
散っていく桜の花びらを見ながら、
どれだけ生きるかということより、
どんな生き方をするのか
そのことによりフォーカスして
生きていきたいと
想いを強くした日でした。
2012年04月22日
大山崎山荘美術館
よく降りますね・・・やむことなく一日中ですもん。
そんな中、長靴はいて出かけたのは・・・
また山かぁ。
雨でお足元が悪いなか・・・
いえ、たまたま山の中を通った方が近いからです。
目指すは『大山崎山荘美術館』どっせ~
途中、先日行った背割り堤が遠くに見えます。
もうすっかり葉桜ですね。
乙訓(おとくに)地方は筍でも有名。
長岡京市の筍料理なんて、めちゃお高いのですよ。
昼食でも1万円はいたします。
言うてもタケノコですやろ、タケノコ。
掘りたてをお料理すれば、それなりにおいしいもんだと思いますねんけどね。
違うの?
さて、山道を歩くこと30分で着きました。
大山崎山荘美術館
ティルームからの眺望がよろし~
手入れがされたお庭はあまり興味はないのですが、広くてゆったりしています。
白い建物は新館で、こちらは安藤忠雄氏建築です。
半地下になっていて、緑の風景を壊さないように建てられたそうです。
でもやっぱりコンクリートの打ちっぱなしはここでもご健在ですね。
美術館のなかは撮影が禁止されていますが、モネの睡蓮が2作品飾られています。
建物の中には腰をかけられるソファもあり利用できますし、ゆったりとした気分に転換したい時にもおすすめの美術館です。
うれしいなぁ、近くにこんないい所があって。
美術館のホームページはこちらhttp://www.asahibeer-oyamazaki.com/
2012年04月21日
大切なことに沈黙することは・・・
見ました?
昨日の朝日新聞に掲載されていた一面の意見広告。
8つの大きな連合会などが、ひとつに集結した結果だそうです。
それぞれの会がそれぞれのポリシーをもって個々の活動していたけれど、TPPに関してはどの団体もがたいへんな危機感をもっているからこそ、大きなひとつの力になって、どうしても止めなければならないということだと思います。
http://seikatsuclub.coop/coop/news/20111101t.html
今の世の中、
ほんとうに課題山積ですが。
そんなことより気になるのは
「亭主の給料が4500円下がった・・・」とか、
「姑が意地悪で ど~したこ~した」とか、
「子どもの受験で あーでもない、こーでもない・・・」とかがもっぱらの関心事ですかね?
TPPがどうなろうが、
原発が減ろうが増えようが、関係ないか。
いいです、ごもっとも。
今日もテレビに映った、福島県浪江町の町長が言っていました。
「原発であのようなことが起きることは予想だにしなかったし、事故後に避難地域であることの連絡も極めて遅かったので、一部の住民が必要以上の被ばくする結果になった。」という趣旨のことを。
ひとつの町の長なら、
原発を誘致することで、どれだけのハコモノが町にプレゼントされ、どれだけの金が入りまた優遇されるのか、それだけを考えてみても原発が尋常じゃないものであることを想像する必要があったし、政府が示す以外のデータや意見も、もっとよく調べる必要があったはずです。
町民の命・健康・生活を守っていくはずのトップなら。
ここへきて、政府が・・とか、国の方針を受けとか、他の存在のせいにして自分の怠慢さを棚上げせんといて。
悲しすぎる。
でも似たようなことって、家庭でも地域でも仕事場でもあることですね。
結局は、自分がやっていることが日本の社会をつくっているということで、じわじわと必ず反映されるということです。
霞が関の役人が決めてやっていることのように見えるだけで、実はひとり一人が発信元なのですよ。
ということは・・・だよ、
自分の興味や考え方や行動を変えれば、世の中が変わるってことなんダ
実験してみよう。
面白いことだよ、きっと。
実はあたしもTPPに関してはよーく分かっていないので、遅ればせながら未来の命に対して恥ずかしくないようにもっとよく知る努力をします。
そのためには経済優先で、スポンサーなどの息がかからない情報を仕入れないとね。
となると、一般的なマスコミはあまりアテにならないのが実情なんだな。
ヒモ付きだからこそ新聞や民放テレビは成り立っているわけで。
真っ当な情報を得るためには、家でテレビや新聞を見ていてもあきませんねん。
とりあえず行こ~
http://stoptppaction.blogspot.jp/
YAEちゃん http://www.yaenet.com/ も歌うらしいし。
沖縄でのコンサート以来やなぁ・・・