2020年06月28日
パートナーは「今の自分にちょうどいい」
前回の「結婚してみようよ♪」の続きってわけじゃないけど、
うちの夫さま。
ほんと、言い間違いやら数字の桁の間違いやらが多い。
0が多くなると間違いやすいのは私も同じだけど、
夫さまの場合は千円の桁と1万の桁を間違うくらいじゃないんだから。
たとえば平気で「1千6百8百50円」とか言う。
「それって、いったいいくらって言いたかったん?」 (;´∀`)
夫さまがしゃべっていて意味不明は日常的にいっぱいあり過ぎるので、ほとんどスルーしているけど、あんまりおかしくて私ひとりの楽しみにするのはもったいないので、ひとつふたつご紹介を。
「これは生ものだから足短いよね。」 (^O^) (^O^) (^O^)
「今は高名な僧侶が、過去に門限破りをしていた」と言うのは、
きっと
道場破りのことだし、
オリーブとポリープがごちゃごちゃになって、話しがわからなくなるし。
言い間違いだけじゃないよ。
車のライトを消し忘れていたのをわざわざ階下の人が教えに来てくださった時は、
玄関のピンポン♪が鳴ると、ドア窓から階下の人であることを確認し、
「これはこれは山田でござるか。何の用かな。」って。
山田さんもとっさに、「車のライトがついてござる!」
夫さま、あわてる様子もなく
「それはたいへんでござるな。ご苦労であった。」
一昨日、PCのイスを新調した。
え?
そうなんです。
何でもかんでも購入日を書く。
道具や衣料品まで。
まぁ、パンツにまで購入日を書いているうちは
浮気はしていないな、と思うことにした。
2020年06月21日
♪結婚してみようよ~ ♬
人さまの職業人生についての相談業務に携わっている中で、最近つくづく感じることがあります。
生活に困窮する場合であっても、ちょっと余裕の転職活動の場合であっても共通するかもしれません。
それは、近頃ほんとうに結婚をしない男女が増えてきたことを現場で実感することです。
自ら望んで独身生活を謳歌していても、いつの日からか、何かと課題をあれこれ抱えていることに本人が気づくケースに出会うことが多くなりました。
私自身、1回目の結婚は子どもに恵まれなかったことがベースになって夫婦としての歯車がどんどんゆがみ始め、強い不妊治療で精神を病んだり副作用に苦しんだりした年月が長かったので、結婚に対しては臆病だったし、決して良い印象はもっていなかったので、一生ひとりでも、その方が爽快だと思っていました。
でも、ここ10数年で1万人を超える方々の様々な悩みと出会ってみると、
やっぱり誰かと一緒に生活を営むことって、良いことがたくさんあると感じるのです。
特に異性同士の結婚にはこだわらないけれど、
それが男と女なら、陰陽五行説から言っても理に叶っているのかもしれません。
経済と結婚、
心の平穏と結婚、
長い老後と結婚・・・
誰かと一緒に暮らすということのメリットだけを考えてみると
ひとり暮らしよりはるかにお金がかからない。
これは想像以上に効果ありです。
「お金のために?」と思うのは性急で、経済の余裕が出てくると、人は楽しみや幸せのために心が向かうってことを、ケースから何度もみることができました。
また、仕事などで失敗をしても、家庭に帰れば自分に与えられた役割があり、なくてはならない存在であり、自己肯定感をもてたりもする。
そしてシニア層になり退職してからの気が遠くなるほどの老後、
ひとりだと不便と不安が大きい。
両親が入居している高齢者住宅の一人暮らしの入居者さんと話していても、寝ても起きてもひとりっていうのは、やっぱり寂しそうです。
哲学者の内田樹さんは
「結婚とは科学と宗教を超えた神秘」と表現しています。
うん、確かに科学でも宗教でもないと思う。
でも、、、 神秘か?
う~ん、
もっと泥臭いかも。
結婚生活は清濁併せ呑む度量をつける訓練かもしれない。
でもま、年をとってくると味わいもでてきてなかなか良いもんですし、まだ一度も結婚したことのない人は是非結婚生活を経験してみては?
本気で結婚したいけどまだできないって人は、お話を聴きますよ。
仕事じゃないので無償で。
内閣府の調べでは2018年、50歳時の未婚割合は男性で23.4%で、この先まだまだ上がり続ける予想がされているけど、
おせっかいおばさんは世の独身男女に伝えたい!
結婚してみよう~よ
2020年06月07日
魂抜き?!
いきなりですが、魂を抜いていただきました。
実家の仏壇の。
両親ともに高齢者住宅に入居し、広ーい田舎家が空き家になっています。
91と87の親の世話に加え、高速道路を使っても往復7時間かかる実家の管理は
あーたいへん。
百姓家は道具類が多いから倉庫も広くてモノだらけ。
ちゅーか、今となればゴミだらけ。
住人は整理整頓が苦手だったから、同じものがいくつも
。。。いくつもある。
防風林のバリケードが20メートル連なる屋敷。
生垣伸びてる。道にはみ出そう。
行くたびに何から手をつけるのかと、
片付けにかかる前から心がどよーんと疲労色。
なのでついに役場にも相談し、
空き家バンクに出すことにした!
その条件として、まずは仏壇をなくすこと。
で、昨日まで仏壇の魂抜きの供養にかかっていたのです。
仏壇やお墓を閉じた経験のある人もあまりいないかもしれないけど、自分の記録としてレポートしています。
私の実家はもう私の代で終焉です。
何しろ一人っ子で子どもがいないので、そうなります。
だから自分の終活以外に、家じまいもしなきゃいけないのです。
これには高齢の両親の心情も考慮しなければならないけれど、
「飛ぶ鳥後を汚さず」精神でいきたいので、お墓も先祖代々の墓石は処分し、ちゃんと合祀墓にしておかなければと思っています。
ただ、お墓はまだ無縁仏にしない方が良いだろうと思い、やっぱりお墓のお世話には帰らなければなりません。
両親は現在、高齢者住宅で充実の毎日。
在宅マッサージ&口腔ケア+往診+毎日のレクレーションタイム+デイケア+お習字などなどに励んでいて、まだまだ何十年も地球で暮らせそうなので、いったい最後のお墓の始末は誰ができるだろうかと時々思います。
家じまいは正直、お金もかかります。
この件だけでも魂抜き(閉眼供養)は、お仏壇のときもお墓ときも両方必要ですから2回お布施を準備します。
10年前くらいに買い替えたまだ美しいお仏壇は、魂入れのときにお坊さまにお布施をし、仏壇を引き取っていただくのも購入した業者さんに数万円を再度お支払いします。
わたしと同じ状況の方がいらっしゃれば参考になるかしら。
これだけやあれしまへん。
負担の大きいのは閉眼したあとの墓石の撤去です。
大きな墓石ともなれば、このために今から毎日貯金箱へ貯めていかなきゃです。
私たち夫婦ともに、むかーしから、
人は亡くなっても魂はそのあたりにぷかぷか浮かんでいる?と思っているので、お葬式などは残された人々のためのものだと思っています。
だから、何かの象徴物に魂を入れるだの抜くだのという考え方がイマイチぴんとこないのは正直なところではありますが、親の価値観や希望することにはなるべく沿うようにしてあげたいと思っています。
が、
肝心な死生観が全く違うので、けっこうしんどい。
ホスピスボランティアのときとは訳が違う。
順番通り親が先に亡くなったとしたら、彼方(かなた)から、
「あ、ほんまや。あんたの言うた通りやったわ。まだお性根(しょうね)あったわ」って交信してきて欲しいわ、ほんまに。