2024年05月19日

カウンセラーは時々のクライエント体験があってこそ





親ふたりの世話で仕事をストップしていたけど、
自分の精神衛生上のためにも、もう仕事しなきゃ。

時間的にはますますキツクなるだろうけど、
それでも大好きなことをやることはエネルギーになるだろうから、そっちを優先して。

ブランクは数か月しかないけど
それでもやっぱり「師匠」の本を読み直したり
各種セミナーやワークに参加したり。

そんな中で
これはカウンセラーにとって最も重要だとつくづく痛感するのは
自分自身がカウンセリングを受けること、
もしくは教育分析を受けることです。

前職で厚労省の外郭団体に所属していた時は、
福利厚生で高価なカウンセリング代金を職場が負担してくれ、
しかもいくつかのカウンセリングルームを選べたので
机上の勉強や臨床では気が付けなかったことに気づき、生きた勉強になりました。

親の介護で休んでいた時も、
実際に自分のメンタルが壊れそうと思うこともあり
何度かカウンセリングを受けました。
これはもちろん治療効果もありますが、
自分の仕事上にもたいへん役立ちます。


先日受講した研修で、ベテランカウンセラーの講師が
「自分がカウンセリングを半年に一度も受けないで、カウンセリングを仕事にすること自体が信じられないのです」
とおっしゃり、
続けて
「たとえば何かを人に販売する時に、自分があまり使わないとか、あまり食べないような物はその説明が十分できないのと似ていて、自分が時折クライエント経験をしていないと、そのカウンセラーのカウンセリングは本人が気づかないうちに、どこかよそよそしく実情に沿えていない方向へ流れがち」と説明されました。

“本人が気づかないうちに”というのがミソ。
この講師さん、辛口だったけど、まったくその通りです。
この人になら、カウンセリング受けたいと思いました。

カウンセラーもキャリコンさんも
身銭を差し出してクライエント経験をしよう!
身銭を切った分、身につきますぞ



カウンセラーは時々のクライエント体験があってこそ






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