2014年12月29日

暮れていく年に







今日あたりからおせち料理を仕込んでいる人もいらっしゃるのかな。

特にお正月とかのイベントではなくても、現代人?は毎日ハレの日の食事のようなものでしょう。
肉あり魚あり、あれこれと・・・

菜食系の我が家でも、近頃はジビエを筆頭に“肉”という食材をたまに使うようになりましたから、嗜好も変化していくわけです。

鮨屋さんでは人気のイクラも最近までは、なにをもっておいしいと言うのかわからへん食べ物のひとつでしたが、2007年に沖縄からUターンしてきてから、とある和食屋さんでイクラを5粒ほどあしらった小鉢をいただき、なんとおしゃれに提供することかと思って心が動き、すっかり好物になりました。



魚屋さんで生筋子を見つけた日は、ハレの日の食事です。
お湯で卵をはずしていくやり方もありますが、泡だて器でこうやってぽろぽろやるのが簡単です。
暮れていく年に



あまからタレに漬けて4時間以上冷蔵庫でねかす。
暮れていく年に



昆布を入れて炊いたごはんが隠れるくらいにモリモリik_26すると、そのままお酒のアテになります。
暮れていく年に




おせち料理はけっこう味が濃いのと甘味が強いものが多いので、たまにお口の中をリセットしましょう。

お正月でなくても食べ過ぎ飲み過ぎや、からだが冷えている時、思考がネガティブになりがちな時なども、少しの時間、テレビやネットなど外からの情報を止めて、「玄米コーヒー」でもゆっくり飲んでホッとするのはいかがですか?

玄米コーヒーは「コーヒー」という名前がついていますがコーヒーは使っておらず、玄米を黒炒りして粉末にした陽性の飲み物です。

けっこう面倒ではありますがおうちでも作れます。
参考=http://cookpad.com/recipe/2421222

暮れていく年に
写真のように玄米がはじくまで炒ってはイケマセン。(^_^;)



適当なミルで挽きます。
暮れていく年に

あとはお好みの量をお湯に溶いていただきます。


買ってくれば簡単なんだけどね。
ストーブを使う時期は特に、上の鉄板があいているともったいなくて、ついあれやこれやと・・・

食材を手にし、洗って切って下ごしらえし、焼いたり煮たり蒸したり揚げたり していると、いかにたくさんのいのちをいただいて生きているのかを実感します。

今年もいろいろあったこのご時世で、変わりなく身近な人たちと分かち合いながら生きてこれたことを奇跡のように思います。
当たり前じゃない有り難い一年であったことをしみじみと感じています。
また一方で、天災や原発事故などの影響で笑い方も忘れてしまった人々とも、心のどこかでつながって、共にいる時間を感じていたいと思います。

今年もお世話になりました。
どうかよいお年をお迎えください。










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Posted by やまさき あおい at 21:29│Comments(0)日々の食と食事療法
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