2024年01月14日
命と笑顔
毎年お正月は遺言状の見直しをします。
人の気持ちは変わるから、書いた時は完璧と思っていても1年ごとに伝えたいことが変化しています。
遺言状ですからエンディングノートなどとは違い、
お金のことと、終末期の希望を記しています。
感傷的なことはカケラもありません。
淡々としたものです。
昔から、人は死に際にその人の人生が凝縮されるのではないかと感じていたので、小学生の頃から心のどこかで「せっかく生まれてきたのだから、この人生の中で人間が味わえる感情を全部あじわい、いろんな経験をしてみたい!」と思っていたことも事実です。
でも今思えば、辛い・苦しい・寂しいといった感情はもう十分すぎるほど経験させてもらったので、人生後半は同じことが起きても、ものごとのとらえ方を変えて、ネガティブな方のスイッチは入らないように練習してきました。
落語家の枝雀さんのエッセイを読んだ時に、
自分は暗い性格だったので笑う練習をしたと書いてあり、
悩みの渦の中にいた若いころのわたしは、
笑いは練習すればできるようになるんや!と希望が見えた気がしました。
その練習の成果があったかなかったか知りませんが
今では“思い出し笑い”で、1週間は一人笑いで遊べる性格になりました。
過去の「遺言書」の記事。食堂での会話
http://self.ikora.tv/search.php?csrf=7551c757881903bf7e9cedcd2260531deb1598de&search=%E9%81%BA%E8%A8%80%E6%9B%B8
過去記事“メメント・モリ
”http://self.ikora.tv/search.php?csrf=7551c757881903bf7e9cedcd2260531deb1598de&search=%E3%83%A1%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%AA

Posted by やまさき あおい at 22:43│Comments(0)
│人生の午後&メメントモリ
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