2024年02月20日

多重介護のリアルその5 ~介護と同時に家じまいのビックリ!~




ほとほと
疲れてたんだな

墓じまいを含め
実家の家じまいに関するもろもろの課題へ向けて
ひとりで奔走する中
あまりに予想外のことが後から後から起こるので
情けなくて涙がこぼれた


我が家で起きた“事件”ですが、
特に田舎ではアルアル、
どこの家でも起こりそうなことですので恥を承知で書きます。
もし、心当たりのある方がいらっしゃったら
この機会に不動産のことなどはキチンと整えているか
確認をした方が良いかもです。
今年4月から相続登記の義務化もスタートすることだしね。



両親の同時介護以外に
家じまいをする中で数々の問題が発覚してきたことは
過去、この日記でも記録してきました。

5年ほど前の「事件」は、
親が田畑の登記をきちんと管理していなかったことで、公共事業に提供するべき土地の所有権を移転することができず、長い年月多くの方々にご迷惑をかけたことがありました。

その時は
専門家はもちろん、居住地の役所にまで手助けいただいて解決の道を探ったけれど、関わる人に認知症の方がおられラチがあかず、
ついには裁判所で審判を受けることになるなど、
時間や経費、精神面も相当な・・・
  ほんとうに相当な負担がかかりました。


苦心したけれどそれでもうやっと、
この家の課題は解決したものだと思っていたけれど

なんのことはない。


今回、
亡き祖父が債務者の肩代わりで宅地を抵当に入れていたことが60年ぶりに発覚。


今度の件はあまりに根が深く、手を付け始めても
実家の最期の子孫となる私が生きているうちに解決するのか?と思い始め、
祖先からの宿題をせぬまま、
冥途の土産にもって行こうかと思っています。


このままでは売れない不動産になるので、
親の施設入居費にも充てられないのはイタイけれど、
もう
5年前のような思いをする気力・体力・経済力はありません。


祖先はわたしに
何の目的があって大きな課題を渡してくれたのかしりませんが
できんもんは できん。

ちゅーか、
これにかかっていると私の人生が終わってしまうよ。



もうほんまに
知らんし!!  (ノД`)・゜・。














  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 22:45Comments(0)多重介護のリアル

2024年02月03日

BAR人生の午後第11巻「ペアリングBAR酒肴人」高村光有さん69歳


飲食業界で52年活躍され、なにわの名工にも選出されたことのある高村光有さんの登場です。

お酒の話、食べ物の話をし始めると延々と熱く語られ、
そのお話がまた、お酒やお料理をぐんと美味しくしてくれるからたまらない。

半世紀かけて情熱を注いできた飲食業やバーテンダーという仕事を通して何を成していこうとされるのか、そんなところもお聴きしてきました。

毎週日曜日は飲食のプロでもなかなか口にできない熟成酒などが愉しめます。
詳しくはインスタなどで。↓

https://www.instagram.com/shukoujin/

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27046102/

BAR人生の午後 高村光有さん
全編 https://youtu.be/Bh8Xmjcx-Fk

後編 https://youtu.be/UoT7CZm3eXI






  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 16:15Comments(0)BAR人生の午後 動画

2024年02月01日

お金不要のエコビレッジ




「本当はそうしたかったんだよ!」っていうようなことを
やってみせてくれる壮年~中年?の方々がこの頃、
どんどん表面化してきてるね。

ペンキ画家のショーゲンさんも、初めて話を聴いて衝撃を受け、共時性のなか1週間もたてば仲間内でURLが飛び交っていました。
まさに感じて動きたくなる話です。

以前、「BAR人生の午後・番外編」でもインタビューさせていただいた久本和明さんも、「お金の要らない世界」を目指し、食べられる森づくりとか、物々交換、素人でも米作りの仕組みづくりをされています。
そんな中、
山納銀之輔さんがスゴイ!

自分や子や孫まで代々、生活できるような家と食糧をつくる技術を世界で教えているのです。
それもこれもこの人のこれまでの経験ならではの生きざまなのでしょう。

みんなそれぞれ、方法や手段は違うけど
人々が安心して幸せに暮らすために、「こうしよう!」と実践されるところがシビレます。
山納銀之輔の最近の動画↓

https://www.youtube.com/watch?v=orX1yywlod4




寒さに耐えながらゆっくり成長するエンドウたち






  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 14:03Comments(0)百姓日記

2024年01月30日

自然の中で自然に朽ちる






自然の中で

自然に朽ちていくって

かっこいい。



わたしの人生が終わるときの理想。


  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 12:38Comments(0)人生の午後&メメントモリ

2024年01月24日

元気のもと






今日のような氷点下の朝であっても
山歩きはしたいわけです。


できれば親を見送ってから地球を卒業したいと思っているので、ワタシが元気でいないとなー
月に一度、
からだのメンテナンスに来ていただいているセラピストさんが
結構スパルタで、
「筋力を落とさないように」と言われているので、
最近ではウエイトを着けての山散策です。


足は両方で1㎏、
手は両方で600g。


40㎏あるかなしかの私にとっては1.6㎏は重そうだけど、
すぐ慣れます。
外してしまうと逆にもの足りない感じ。

霜が降りた時や坂道などは特に足元に集中するので

余計な思考は消えて

清々しいことこの上ない。

時には大好きな有馬富士まで届けとばかり
おーきな声で歌ったり。

世界中の森の木は繋がってるからね。


この森があるから生きていけるって

つくづくと
ありがたくて。






  
タグ :森歩き
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 22:47Comments(0)ヘルシーエコライフ

2024年01月22日

木曜島の真珠採り


さて、
ゆうパックで届けられた先祖代々の遺骨。

何人分かわからないけど重さにしたら1㎏もない。

宗教家でインド独立の象徴であるガンディーさんは
「からだは魂のいれもの、だから大切にしなさい」とおっしゃった。
そのからだを支えていた何人分かの遺骨が、墓じまいによって私のところにやってきた。

先祖の中で私が記憶にあるのは祖父と祖母。
中でもおじいちゃんがしていたことで思い出すのは
遠方から田舎の村にやってきて、ものを売って回っていた人々から必ず何かを買っていたこと。

「クジラの身、こうてんかー」とやってこられると家族は
「あれは前もイルカの身を買わされてまずかった」と言っても 買う。

トラックで青森のりんご売りですと来られると、家族は
「青森から紀州まで車で走って来れるなら金持ちや。」
とか言っても、バケツに何杯も 買う。
言ったことが本当でも、ウソでも 買う。

それでおばあちゃんからも「なんでこんなに買う?」と聞かれると、あの人たちはこれで食べてる、とだけポツリ。



おじいちゃん↓
http://self.ikora.tv/e1480264.html

これは多分オーストラリアで真珠採りをしていた時に、
所属していた船会社が出した身分証明書。
1933年と印字がある。 指紋なんだな、この頃は。
35歳で、妻であるおばあちゃんと子を置いて、
命がけで船でかの地へ渡り、潜っていたんだね、
生きるために。



この機会に祖先と会話ができそうな気がしてる。







  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 16:51Comments(0)人生の午後&メメントモリ

2024年01月20日

墓じまいのリアル





墓じまいと遺言状について、いつになくメッセージがいくつも届くところをみると、終活適齢期の同輩が多いのね。

墓じまいについては地元の親戚に聞いたり、ネットでも情報を得て臨んだつもりでしたが、あっけにとられるような事実が判明したりで、宗教や信仰についても考えさせられました。

質問で多いのが「いくらかかる?」です。
これはもうお寺さんとのかかわりの程度や地域性などで一概に言えなくて、以下のページも参考の参考です。


https://www.hasegawa.jp/blogs/ohaka/ohakajimai-price#:~:text=%E3%81%8A%E5%A2%93%E3%81%98%E3%81%BE%E3%81%84%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%81%AE%E7%B7%8F%E9%A1%8D%E3%81%AF%E3%80%81%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%9D30%E4%B8%87%E5%86%86%EF%BD%9E300%E4%B8%87%E5%86%86%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82,%E5%A2%93%E7%9F%B3%E3%82%92%E6%92%A4%E5%8E%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B020%E4%B8%87%E5%86%86%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%A7%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8C%E3%80%81%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%94%E9%81%BA%E9%AA%A8%E3%82%92%E6%94%BE%E7%BD%AE%E3%82%84%E5%BB%83%E6%A3%84%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E6%B3%95%E5%BE%8B%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

私の経験談もほんの参考にしかなりませんが、同じことをメッセージで返すのもナンなので。

あっけにとられたこと その1は
費用についてご住職のお話を聴いている時、
「お墓を建てた時の契約書」に基づいて話されたこと。

そこには、墓じまいの際のことも書かれてあり、
墓じまいの目的や、その後の遺骨をどうするかによって値段が違いました。
一番高いのは別のお寺などに遺骨を移すときで、その時は離壇料だけで30万円と明記してありました。

お墓を建てたのは親の記憶からすると70年くらい前で、その契約書は実家にもあるはずと住職はおっしゃっていましたが、
昨日おとといの領収書も置いていない親が、70年も前の紙切れを置いているはずもなく・・・

しかし
70年前の30万ってかなりの金額。
押印も何もない契約書だったけど、「お寺」っていう環境がモノを言うのかな。

離壇料の他にかかるものは、お墓の“魂抜き”と、墓地が借地である場合は墓石の撤去作業を石材店などに依頼しなければなりません。
我が家はこの他に、親が他のご祈祷場?に足しげく通っていた期間、お寺の年会費に当たるようなものを滞納していたらしく、これをまた後日納めなきゃいけません。
これがあっけにとられたこと、その2。


私も夫も特定の宗教をもっていませんが、自然崇拝のような信仰心は多分深いと思います。
だから崇める存在などを求めて、あっちこっち尋ね歩くことや、その崇めている存在に対してお金を差し出すことなども理解が難しいです。
それに・・・・・

お墓に魂はいませんって。
数年前にはテノール歌手も歌てましたやろ。

もっと言えば、
仏壇を取り除くときも、魂抜きをしましたから
理屈では、お墓と仏壇とに魂さんは分業してましたんか?


まぁいいです。

今日は墓石を撤去してくださった石材店さんから
“魂の抜けた”代々のご先祖の遺骨が
ゆうパックで届きましたから。









  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 23:26Comments(0)人生の午後&メメントモリ