2024年06月06日

多重介護のリアルその11 その後の父と母




父が9種類の薬を全て止めてから、すでに1ヵ月と6日が過ぎました。

病院でチューブに繋がれていた時より頭がハッキリしてきて、
自分で食事をするようになった状況はまだ継続しており、
言葉は分かりにくいけれどもちろん意思疎通はできます。
そのうえ、
薬の多用で起きていた副作用なのか、便秘もしなくなりました。
便秘薬だけでも2種類を服用していたにも関わらず日常的だった便秘が、全ての薬を止めたら便通が改善したということです。

「止めると危険な薬もあり急変を覚悟してください」と医師に言われた時より、今の方がよほど元気というこの事実を、
今、薬漬けになっている家族などを看病している方々は参考にしてください。

父が私に見せてくれている現実は、私に何を教えようとしているのかと思うこの頃です。


一方、母は、
3月から入所していた老健の入所可能期限が迫り、寝ても覚めても施設探しに奔走した結果、20㎞ほど離れたところで入居可能な施設を見つけることができました。
ここなら外出の自由度が高いので、父の見舞いにも行きやすくなります。
2日前に引っ越しを終えホッとする間もなく、
父の施設、母の施設両方に通い、担当者さん等に言われた物や書類を準備したり、洗濯物の入れ替えをしたり、母を迎えに行って父を見舞ったり・・・・・は続きます。






各部屋個室で日当たり抜群、
高額な有料老人ホームより、よほどゴージャスな今回のケアハウス。
実家に住んでいた時から冬場は施設入居を希望した母なので、この10年間で6か所もの施設を経験しましたが、
費用対効果に大きな差がつく業界です。
おそろしいくらい。(/ω\)





  
  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 16:24Comments(0)多重介護のリアル