2010年07月05日
迷うわ~
今年も咲き始めましたよ、いつもの蓮池に。
このひとたちは文句のひとつも言わず
季節がきたら
ただ咲くなんて
なかなかでけへんことですよぉ・・・
世迷言の多い私のお口も

花たちの前に立つと
おとなしくなりますんや。

花を見てると、つまらないどうでも良いことを
ぐちゃぐちゃ考えあぐねている自分にハッとします。
ぐちゃぐちゃ考えあぐねている自分にハッとします。

ところでこの日曜日は選挙です。
今回は迷うですよ、誰に、どこに投票するのか。
せっかく政権が変わったことだし、まだ民主でやるしかないやろなぁ・・・とは思うけど、
基地問題の他にも、高速道路の無料化とか、農家への戸別所得補償の中身が
全く理解に苦しみます。
戸別所得補償を受ける条件って、減反に参加することやなんて。
政府は農産物の貿易を自由化したいから、アメリカとの自由貿易協定を結ぼうとしているんや。
いったいそれで誰が救われるのかな?
一般市民としては、安い食材が買えるという一つのメリットを受けるその背景に
どれほどの危険があるかと思うだけでも、賢い選択とは思えないよ。
季節がきたら田に水がはられ、稲穂が揺れる風景などがもたらしてくれる恵こそが
命がいきいきと生きるために必要なものなのに、
耕作されなくなった田畑が放置された風景が増えていくってことは、
その先、何をもたらすのかを考えられないのかな、役人たちは。
『農は国の礎(いしずえ)ぞ!』
第一次産業を活性していくことが
もっとも健全な国づくりだと思うのですが。
かと言って自民は、過去の永きに渡る政治でつくってしまった莫大な借金や基地問題等々、
他の誰かがやったことのように責任をなすりつけているように見えて、
もっと期待できそうにないしなぁ・・・
誰に入れよう?
どこに投票しよう?
今回はコメント欄をオープンにしてみます。
2010年07月03日
「死ぬ前にしたい10のこと」
若い頃を振り返ってみると、自分の人生をまるで他人ごとのように何者かに委ねていたような印象がありますが、
自分の人生に責任をもとうと意識した30歳過ぎからは、話す言葉や行動、生活様式に大きな変化が起こり始めました。
変化の中でもっとも顕著になったのは、外側からの情報や刺激に振り回されることと、自分に起きることを他者や環境のせいにすることが少なったことです。
それまでは、人の目に自分がどう映るのかということが大きな関心ごとであり、そのためには自分が本当にやりたいことを簡単に犠牲にすることができました。
日本は良くも悪くも<恥の文化>が根底にあるので、子育てをするときも「人さまに恥ずかしくないように」という視点が潜在的にあるように思います。
そうやって育てられた子どもは、まさにその通り自分の気持ちを後回しにして人目を気にし、他人のジャッジに過敏に反応する傾向があります。
年齢の高い人ほど当時の社会的な“常識”からして、そのように子どもを育てた経験があるかもしれません。
もう7年ほど前になるのかなぁ。
岡山での“百姓屋敷わら”の営業を終え沖縄移住の直前、「死ぬまでにしたい10のこと」という映画を見ました。
毎日、明日があると信じて生きているけれど、「いつかやろう」と思っている事柄について、いったいその“いつか”はいつなんだろう・・・などと思いはじめていた頃です。
『あした死んでもいい今日を生きる』ことに憧れてもいました。
2003年当時、自分が書き出した死ぬまでにしたい10のことは、その後着々と実現したように思います。
住む場所や出会えた人々などのお陰で、おつりが出るほどかもしれません。
先だっての祖母の死を見送り、
私はどんな人生を送っているか?それは理想としているものか?などなどを考えていました。
またこのあたりで改めて、「死ぬ前にしたい10のこと」を挙げてみようかな。
あなたにとっての「死ぬ前にしたい10のこと」ってなんですか?