2010年07月28日
霧から飲料水
人間のテクノロジーはこんなところに活用されてこそ!!
と思うのであります。
南アフリカ共和国、東部ケープ州のカバゼイン村というところで、
地域に発生する霧のおかげできれいな飲み水を確保することが容易になったそうです。
長年、水の確保が困難だったため、生死にかかわる事態と常に向き合ってきた村人にとっては
この技術のお陰で、どれほどの安心感を得たことかと想像します。
そしてまた遠方への水汲みの重労働から開放されたことと、さらには
水不足ゆえに、これまであきらめざるを得なかった野菜作りも可能になるかもしれないという希望で
村は活気に満ち、自然に笑顔がこぼれるようになっているようです。
南アフリカ大学のジャオ・オリヴィエ教授が考案されたというこの技術、
網を使って山の霧から湿気をとらえ、
重力をつかって水を採取するため、
電気も必要としない
という。
すごいな・・・
人ってスゴイ!
命を守りたいという本気の思いと、テクノロジーが合わさって
こんなことができるんだ!!
と思わせてくれた、元気の出るニュースでした。
あと、
海水を真水に変える技術とかも、
イザという時に役にたつよね。
あたし個人的には
コンピューターとかを開発するよりスゴイと思うンだな~
たいしたお金や名誉にもならないかもしれないけどね。
でもこんな人たちは、
きっと、『いい死に方するよ!』と思うのでアリマス。

幼い日に泳いだ川。
和歌山県すさみ町の、通称“砂の川”
先日、雨上がりに出かけると幻想的な風景がありました。
この霧を見て、いつか「THE BIG ISSUE」http://www.bigissue.jp/に載っていた今回の記事を思い出したんダ。
夏はこの橋の上から白い小石を投げ、
友だちと川に飛び込んで、投げた白い石を探して遊んだ。
水が澄んでいたので、いつも投げた石はほどなく見つかりました。

霧から飲料水・・・
自然界にはまだまだたくさんのヒントがありそうだね。


