2007年09月30日

すべてはひとつ


明日から世間では、いろんなことが変わりますね。

おなじみの郵便局が民営化するし、
テレビ番組もいろいろ変わるのかな?

前回のお知らせ通り、はたして我が家も大移動です。


ただ、
どこで何をしていても
人生の最後にたどりつきたいシーンは変わりません。
    
    穏やかなicon12 ある日
    田のあぜ道かなんかで
    ひとりの名もない(一応名前はあるケド)百姓として
    何ものかに全てを明け渡し
    人生を終えていくこと。

自分の原点にどれだけ近づき、そしてまた手放すことができるのか、
これから先の行きざまにかかっているよーな気がするね。


ま、気楽に
でも正直で真剣に
『死ぬまでの暇つぶし』をあじわうことにいたしましょう。




このたびは
まことに勝手な選択にもかかわらずご理解いただき
また物心両面でサポートいただきましたことに
胸いっぱいの感謝を申し上げます。

得体の知れない≪ネットワーク≫ではあるけど、
こんな時に、どこからともなく手が差し伸べられる環境に
知らぬ間にわたしたちも加われていることを
有り難く、そして誇りに思います。
組織でくくらなくても、お金でもって拘束しなくても
この社会で生きていけることを教えてくれた仲間や先輩方に
今もう一度感謝の気持ちを・ ・ ・サケビタイik_20



      が        icon10 ik_95




                  そう、すべてはひとつなんだよね。
  
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Posted by やまさき あおい at 21:48Comments(0)ひとりごと

2007年09月29日

お知らせです

突然ですが、
セルフケア・サポートネットの代表カウンセラー山崎 葵は、ある業務に専念することになり、
新規クライエントさんの予約を一時期中止させていただきます。
他のカウンセラーでも差し支えない場合はご相談ください。

現在の山崎のクライエントさんは完結まで責任をもって務めさせていただきますし、
企画中のイベントや、ご依頼をいただいておりますメディカルツアー等は
もちろん予定通り実施されます。
現行中の個人、団体さま共、すでにこちらからご連絡をさせていただきましたが
不定期でカウンセリングや、パーソナルコンサルティングを受けておられた方々につきましては、
もれなく連絡を差し上げることはできませんので、何かありましたらご連絡を頂戴できれば
幸いです。連絡先は変わりません。

お米や書籍などの“エコなショッピング”はそのまま継続させていただきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

10月6日からのソフト断食合宿、http://self.ikora.tv/c2317.html
若干名の追加は可能です。
ご一緒しませんか?

急遽の決定につき
とり急ぎ要用のみをお知らせさせていただきました。  
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2007年09月27日

それでも秋が・・・

今年のように残暑が続いた9月でも
やっぱり野山は秋がいっぱい



早朝の森のなか
朝もやのなかでもハッとする



          いたどりの花の美しいことface05



ちいさな花でもこんなに集まれば
その存在感は充分。


だけど
こんなに美しい花も
こんな山奥で咲いて・ ・ ・ ・ ・

           この草ボウボウの細い山道、
           多分わたし以外は、1週間に1~2回
           ミツバチの巣箱を山中に置いているおじさんあたりが
           その様子を見に来るだけだろうに・・・ 

                      な~んにも期待してないんだろうな
                      この花も実も

                         
              ただ咲きたい 
              ただ咲いただけで
              それで 
              満足なんだ
              icon12 icon12 icon12 icon12 icon12
  
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Posted by やまさき あおい at 18:26Comments(0)ひとりごと

2007年09月21日

沖縄スピリチャルメディカルツアーとシャーマン 3

今月に入り、夫もわたしも所要で東京日帰りが続きました。
98歳のおばぁちゃんは、わたしがモンペ姿以外の格好をしていると
「どこ行くん?」 と尋ねます。 face02
昨日も例によって訊かれたので
「今日は東京やねんよ」というと

「東京へ~?・・・・・まぁ・・・ いつまで?」


「今日の晩ごはんには帰るよ」

「今日え~? 今日のぉik_19


「うん、飛行機やから片道1時間もかからんくらいやから」

「まぁ・ ・ ・ ・ ・ あし(私)が、この足でお便所行って用足しして、ここへ戻って来るより早いのぉ」
 
ik_40 ik_40 ik_40 」
    
        ・・・・・・・ネ! あいかわらず、ナイスばぁちゃん ik_72 ですやろ?


じゃぁ、3回にわたってお伝えしました“沖縄スピリチャルメディカルツアーとシャーマン”の最終回、
いってみよ~ik_93




 さて、久高島を案内することで知られるのは ノロさんです。
ノロは神官としての役割りを果たし、官公庁の行事にも御祈祷のために登場することがあります。
 ノロさんは神に仕える人であり、やはり特別な霊的能力がある人も稀におられるのでしょうが、
ユタさんのように判示をするのは余り聞いた事はありません。
 また地方によってや、個人のあり方により雲泥の差があり、なかにはノロとユタをミックスしたような宗教もどきを始められ、大きな社を持たれた方もいます。

 久高島は世襲制の正式なノロ以外にも、普通の家庭の主婦がその家のノロ的役割りを果たすと言われていますが、本島でもノロとは少し異なりますが「一家にひとり宜保愛子」のような存在がいる家庭は珍しくないかもしれません。

 ここ4年間、タイプの異なる大勢の神人に面会し、大学でも琉球の民俗医学や精神文化などを学ぶ機会をもつなかで感じた大きな発見があります。
 それは他国の少数民族のシャーマンに共通するアニミズム思想は、今の沖縄の神人においては希薄に感じるということです。 
 天地自然のなかにある神の存在を信じ、それに対しての畏敬の念を抱きつつ日々を生きているのは普通の家庭のお年寄りや、畑を耕す人々の方が、
ずっと すべてとの一体感 をもっていることを、日常の島の生活で感じました。
このことは沖縄に限ったことではないかもしれませんね。


 沖縄のシャーマニズムは、特に際立った祖先崇拝という民族文化に基づいた癒しであり、子どもの頃から当たり前のように“祖先への御願(ウグヮン)”を習慣とし、家族、親戚、家系等をなにより尊重する島人(シマンチュ)にとっては、理にかなった「治療」にもつながっていることと想像します。 
                               
                                                        おわり                                                              
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Posted by やまさき あおい at 11:51Comments(0)人心緑化

2007年09月17日

雨の森

どしゃぶり雨と、明るい太陽のシャワーが交替にやってくる朝です。



そんな朝もやっぱり
静まりかえった森歩きから
1日は始まります。




こんなとこにはきっと“おっこと主さま”が棲んでいらっしゃるんだよ
  
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Posted by やまさき あおい at 09:17Comments(0)ヘルシーエコライフ

2007年09月13日

沖縄スピリチャルメディカルツアーとシャーマン 2

さぁ、
畑の草とりや、3日後にせまった試験のことを気にしつつ
昨日の続き、いってみよ~
 ik_72 ik_72 ik_72 


 また、ユタや狭義での神人が、その成巫(せいふ)過程で起きるカミダーリ(スピリチャルエマージェンシーのようなもの)に関しては、精神医学、文化人類学、心理学など多くの分野での研究対象ではあるものの未だ不明瞭で、解き明かされたものとは言えないでしょう。 (ノロになる人のカミダーリは少ないがそれを説明された文献は見当たらず)

 私が取材した神人などもやはりその時期、相当な異常性を体験され、ご家族が言葉少なに「エクソシストそのもの」と表現されたのが印象的でした。
このことでもお解かりのように、ホンモノの神人はなりたくてなった人は少なく、仕方なくなった場合が多いようです。
 ただ、なかには通院していた精神科の医師にユタに行くことを勧められ、病状が回復したことに感動し、同ユタに弟子入りされたケースもありますから「修行型ユタ」もたまにおられます
 修験者が大峰山で修行をするように、ユタもまた修行のための御獄(ウタキ)があるのです。



    ・ ・ ・ ・ ・こんなデリケートなハナシは
                       ぼちぼちいかんとねぇ ik_55






                                  
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Posted by やまさき あおい at 18:57Comments(0)人心緑化

2007年09月12日

沖縄スピリチャルメディカルツアーとシャーマン 1

沖縄に住んでいた頃、『スピリチャルメディカルツアー』 http://okinawaaoihoshi.ti-da.net/d2006-06.html というのを、知人らの希望があるままにオーガナイズしていました。
「スピリチャル」がテーマになったついでに、
日本ではもうごく少なくなった“土着シャーマン”のレポートを何回かに分けてしてみようかなと思います。
興味のある人にはたまらなくおもしろく、そうじゃない人には「早く、ふつーの話題に戻してよik_95」 ・・・やろうケド。 face06



 沖縄にある「医者半分、ユタ半分」ということわざに象徴されるように、沖縄には今もなお民間伝承治療が根強く残り、近代医学の発展に関わらず衰えをみせません。
自分がユタであることを公表することを嫌う習慣があるなか、その数を把握するのは困難ではありますが、研究者らの調べでは近年になり実在のユタさんの数は増加しているとの報告もあります。
 恐山のイタコが、死者の口寄せが主な役割りであるとすると、沖縄のユタは先祖への御願(ウグヮン)を奨励するのが主たる仕事といえるでしょう。

それにはまず成仏できていない先祖の魂や、なんらかの“魔”や“闇”になっている正体をつきとめ、それらを取り除くための御願のやり方などを教えるのです。
 御願不足(ウグヮンブスク)であるがために良くない出来事が起きるといった共通認識のもとで琉球王朝時代から300年余り“ユタ買い”が続いてきたようです。

 第一回目、2006年6月のこのツアーでは約20名が、80歳のユタさん(アンドルー・ワイル博士などとも交流あり) とそのお弟子さん4名に、個人的に判示(面談)をしていただき、
第二回目の11月は医療に従事される方が多い事もあり、ユタさんとは趣きを変え、心身不調の相談を主に受けもつ“神人(かみんちゅ)”の方々と交流をしました。


神人、ユタ、ノロ(ヌール)の違い
 神人というのは、沖縄のシャーマンの総称として使う事があり、ユタでもノロでも神人と言う場合があります。
しかし今回お話しを伺う神人は、固有名詞としての“神人”です。
 また神人のなかでも微妙に細分化されており、
 ①聖地巡礼を案内する
 ②心身の不調を癒す(その方法は驚くほど多種多様)
 ③霊界とのコンタクトを得意とし、さまよえる魂を成仏へと導く
 ④占いと風水が混在したようなアドバイスで相談にのる
                   などといったように『専門分野』があるように見受けられます。
 ②においてはまたさらにお得意分野が仲間内で黙認されており、その様子はまるで病院に行って、『内科』『外科』『耳鼻咽喉科』・・・と分けられているのと似ているかもしれません。

 シャーマンたちとの意思の交流は、うちなーぐち(沖縄コトバ)と沖縄の文化と風習が理解できず想像以上に困難です。古いユタさんの多くはスムーズな会話は成立し難く、双方のニュアンスの違いにアドバイスを取り違えることもあります。
 ユタさんは沖縄中部に特に集中し(意図した訳ではありませんが、自宅のあった町もメッカのようです)、そのほとんどが女性であるのに対し、神人は男性が多いのも特徴といえます。神人のなかにはご祈祷のシンボルや聖地を造られ、神社をもった方も存在しますが、ユタは過去に琉球政府によって弾圧された歴史があり、今も息をひそめた形で「お客」をとっている様相をみます。


次回はスピリチャルエマージェンシーについてもチラッと・ ・ ・




                             
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Posted by やまさき あおい at 10:18Comments(0)人心緑化