2007年09月05日

“スピリチャル”ってナンだぁ??その1

今、世の中で氾濫し始めた“スピリチャル”って言葉と、その言葉を使って語られるナカミについて
あなたは何かを感じていたり、なんらかの意見をもっていたりしますか?


9月1日、2日と高野山大学で、
ノンフィクション作家柳田邦男氏が理事長を務める医療フォーラムがあり、
そのタイトルが
「生と死が手をむすぶには」 ~現代医療とスピリチャリティ~ でした。
いつかこのテーマで書いたり、みんなとシェアしたいと思いながら、
かれこれ15~6年たっちゃったけど、
先日のフォーラムでもいろいろ感じたことがあり、ちょっとおしゃべりしたいな。

沖縄にいた頃はキリスト教系の大学の一般公開講座で、ほんの軽くこのテーマでワークをしたことがありましたが、特定の宗教が基盤となる会場でのファシリテートは、
いらぬ気づかいにエネルギーを使ってしまったなぁ・・・・・ 反省。

実は、
こんなブログをつくるのも、
心理に関する仕事や、自給暮らしをするのも、
沖縄で土着シャーマンのことや、神経心理を学んだのも、
もっと言えば
今、生きていることも全ては
このスピリチャリティの延長線にあると思える
≪ナニモノカ≫と一体になりたいがためなんだよね。


さてその≪ナニモノカ≫の正体について・ ・ ・

これは、ひとり一人のおかれた立場によって、思い出される事柄はそうとう違ってくると思います。
ですので以下は、私の知識や体験によるあくまでも主観的な想像ですから、
定義のないものへの、ささやかな挑戦だと思いながらご笑読くださいネ。


さて、≪ナニモノカ≫やスピリチャルって何?っていうことです。

たとえば一般的に最もなじみやすい方向から考えていくと、
私たちを取り囲んでいる自然環境と、哲学が重なる分野として環境倫理という学問があります。
このなかにディープエコロジーという概念があり、これを調べていくと、
だんだんとワンネス(すべてはひとつ)の考えに落ち着いてきます。

心理学の分野でも、ユングが表現した「集合的無意識」が近いものじゃないかと思うし、
仏教では阿頼耶識? あるいは無? 空?・・・
   仏教においては、あてはまりそうな語句を見つけることもよくありますよね。

キリスト教やイスラム、ヒンドゥでもあるのかもしれませんが、
調べたことがないのでわかりません。  続きを読む
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Posted by やまさき あおい at 10:30Comments(0)人心緑化