2011年06月22日
職人魂
家具や電化製品で必要なものができたらまず、我が家は大型ゴミの日を待ちます。(^0_0^)
“出物”が見当たらない時は、リサイクルショップでだいたい調達できます。
服、靴やバッグはフリーマーケット専門。
2000円も買えば、ワンシーズンの必要なものが足元からアタマまで揃います。
近頃は、千里リサイクルプラザでの市民研究員の会議のときに見つけた『あげます・もらいますコーナー』でいただいてくるようになり、フリマでも高級感を覚えるこの頃ではありますが。
そんなあたしが先日、靴屋さんで靴を買った。
とても珍しいことです。
清水の舞台の五重段飛び(どんなん?)くらいな感じ。
当然このお店には買うつもりで入ったのではなく、履いていた靴の底がベロベロ(?)になってきたので通りかかったお店に修理をしていただくために入ったのです。
待っている間、ひとつの靴のできていく過程をご主人がお話されました。
皮を洗う川は決められた川の決められた場所。
皮を干す時の天候などの条件、
靴を染める木の実の話、
用いる金具や接着する時のボンドのこと。
初めて聴く話に思わず引き込まれて、
渾身の一足を買わせていただいたという訳。
靴を買ってから、お店の周囲を何度も歩かされ、
一周するたびに何やら靴に詰め、調整してはった。
やっと解放されたと思ったら、
10日ほど履いたら見せに来て、って。

シューフィッターとかっていう雰囲気じゃなく、
食堂のおっちゃんみたいな風ぼうの店主がいたはるこの靴屋さんは、
船場4号館か5号館?にある「プロフト」06-6267-1515というちっちゃなお店です。
こだわりの靴は奥の方に隠すように置いてはります。

Posted by やまさき あおい at 09:20│Comments(0)
│ひとりごと
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。