2023年07月16日
老々介護+多重介護のリアルその2【施設選び】
「老々介護+多重介護のリアル」
今日は施設選び編。
自分のための記録なんだけど、
こうなりゃ同じ状況の人や、これから家族の介護が必要になる人の参考になるかなと思うことも書いていきます。
我が家の両親、
父94歳要介護3、母89歳要介護2。
これまで3年半入居していたサ高住では介護に限界があるため、6月半ばに介護サービスが充実したサ高住へ引っ越しました。
【施設選びのすったもんだ】
特別養護老人ホームなど、比較的安価で入居できる施設はいっぱいあります。
が、我が家の場合、二人一緒に入居できる部屋であることが条件。
しかも介護度が二人とも3以上でないと入居不可です。
そうなると有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など限られたところになります。
やっとの思いで入居できた1回目のサ高住だったけれど、
すぐに母の不満が噴出。
父が自分の思うようにしない、話し相手にならない あれやこれや。
そう、昔から他人も自分がコントロールできると思っている人。
広い田舎の家では気にならなかったことが、ひとつの部屋にいるとすべてが気に障る様子。
母はひとりで過ごしたい、
父はなんだかんだ文句を言われても一緒でないとだめ。
なんでやろな、世の中の夫婦にこのパターンが多いのは。
(^^;)
男も女もちょっと考えてみる必要があるかもよ。
父は要介護3になり特別養護老人ホームの入居条件を満たしたけれど、二人を離すと父が弱ってしまうのは目に見えているので、介護が手厚いところへ引っ越すとなっても、やっぱり2人部屋のあるところを探すしかない。
しかも母のプライベートも確保可能なところ。
【契約が必要となる関係機関など・我が家の場合】
※要介護2と3が二人いれば以下はだいたい必要となってくると思う
●入居施設
●ケアマネジャー
●ヘルパーさん
●福祉用具
●往診の医師
●訪問看護
●訪問歯科
●調剤薬局
●各種訪問リハビリ(身体、口腔など)
●デイサービスまたはデイケア(母が利用)
以上10か所それぞれの契約に金融機関自動引き落としの書類も必要で、二人とも文字が書きにくいので各書類ごとに委任状の用意も必要です。
この全ての契約内容の説明を聞き、それぞれにサインをします。
それを二人分です。
入れ替わり立ち代わりノンストップで、なんと5時間を要しました。
これらを集中して手続きをしなければならないのは、1日も待ったなしの状況だから。
3年半前にサ高住に入居した1回目とは両親の状況も変化してきたことを実感します。
次回はお金のモンダイ。
過去の7月17日の日記
http://self.ikora.tv/y0717
Posted by やまさき あおい at 11:05│Comments(0)
│多重介護のリアル
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