2019年06月22日
五感が使えるってこと
昨年1月、インフルエンザで失った嗅覚はほんとにお陰さまで9割まで回復しました。
まだ、“匂(臭)えないエリア”があって、ちょっと鈍感ですが、
香りの楽しさを人一倍味わっていたので
ここまで回復してくれたのは奇跡のようで、本当にありがたいです。
さてこの季節、
お付き合いの長い人なら、
あぁまたあの花か・・・と思うかもしれないけど、
桜とハナミズキが終わったあとの楽しみと言えば
家から見えるタイサンボクです。
こんな大木に咲く花を上から見下ろせる、
この環境ならではの、
ほんの数日間の贈りものです。
それにこの花の香りったら、
天国に香りがあるとしたらこんな匂いかと想像するような香りなのです。
そして、
今年初めて気づいた、
タイサンボクの隣に咲いていたこの小さな花。
カラタネオガタマといいます。
この花もタイサンボク系の香りを放ちます。
本には「強く香る」とありましたが、
私にはかすかな香りで、刹那な瞬間をあじわえます。
オガタマは霊を招くと言う意味の「おきたま(招霊)」が訛ったものだっていうから、やっぱりこの種の香りはなにか、天国と繋がってると思うな。
見る 聞く 匂う 触る 味わう
「その五感を与えられているってことがそもそも有難いんだよ。 」
今朝から畑の草取りをしていて
引っこ抜いた草がボソッとつぶやいた気がした。
当たり前にできていることが尊いことだったよね、
そうそう、そうでした。
ありがとう。
雑草たちのパラダイスで土にまみれて、
しっかり汗をかいたら
最近しんどかった気持ちもスッキリしました。
Posted by やまさき あおい at 14:24│Comments(0)
│ひとりごと
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