2011年03月15日

東北地方地震と原発の暴走















東北地方太平洋沖地震について、

「どうしたらいいですか?」

「何を信じたら後悔せずに済みますか?」

等々の質問がありますが、

あなたが直接の被災者でなければ、

自分で情報収集をし、自分で選択してください。


原発に関しては
古いところではY2Kの1999年に、

新しいところでは去年10月、「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画紹介の時にも、
http://self.ikora.tv/e483053.html

知るチャンスはあったはず。

もちろん、もしもの時の原発の暴走がどんなものなのかも。




必要な情報やモノがあれば、
できる限りのことはやってみますので、困っていることがあれば知らせてください。

でも、何を信じ行動するかを決めるのはあなたです。






先ほど静岡で震度5~6強の地震があったようです。

静岡は御前崎市に浜岡原発があります。

福島でこれだけのことがありながら、
それもおさまるどころか、電力会社がメルトダウンの可能性は否定できないとニュースで言っているような状況にも関わらず、
都心に近い原発をまだ稼働させているのです。





http://disaster.yahoo.co.jp/1300196829/meteo.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/index.html



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000163-mai-soci





テレビや新聞の情報は、この場に及んでもなお、経済界のご機嫌をうかがっている様子を感じてしまい、不信感が否めません。

私は今のところ、
以下のてんつくマンのメルマガも参考にさせていただいています。


彼らの情報が100%正解かどうかはわかりませんが、
そのことは彼ら自身も“もっと自分で調べてみて!”との前提で発信していますし、
分野分野のエキスパートが、てんつくを支えているということと、
何より、慎重かつ的確な行動力に圧倒されています。









以下はてんつくマンのメルマガから





新潟から仙台に向かってる父ちゃんやで~。

こっちは少し人数が減って、8人と北海道から奥ちゃんが来るので9人体制でいきます!

いろんな意見を全国からもらってるんやけど、幸い、風が逆なので安全と判断して行く。

仙台までは物資が届いているけど、それ以上が孤立してるという連絡が来たので、そっちにも行く予定。

もうちょっと待っててね。

それでは信頼出来る田中優さんのメルマガを添付するね。

しっかり、読んでな。

優さんが書いてるみたいに、関東近辺の人は観光がてらに関西、四国、九州に旅しに行ってな~。

動けない人は部屋を閉め切って出来るだけ外の空気にふれないようにね。

テレビでも言うてるように、放射能の量が1つけたが変わったから。

政府が人体に影響あると発表したのは初めて。

今は20キロは避難、30キロ以内は自宅避難なんて言うてるけど、父ちゃんは愛を込めて信じない方がいいと思ってる。





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田 中 優 の “持 続 す る 志”

優さんメルマガ 第91号 2011.3.15

http://tanakayu.blogspot.com/

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□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□


「2011年3月15日、今日から空気は危険になる?」


とにかく落ち着いてから動きましょう。
何かする前に、大きく深呼吸してから。
そして睡眠や食事をサボると判断が鈍りますから、
必要なことは欠かさないように。


東京に来るかもしれない放射能

いよいよこの日が来てしまったと思う。
原発に反対して23年、
いつかはこうなると思っていた事態に直面する。
でもまだこれが最悪ではない。
もし核爆発を起こせばもっと悪い事態になる。
子どもを授かったばかりの女の子から相談があった。
たぶんいい歳なんだと思うけど、
小学生のころから知っていたから
今もぼくからは子どもに思える。
どうしたらいいのか、と。

ぼくは昨夜メールした。
「今まで風は海に吹いていた。
でもいよいよ北風に変わった。
しかも放射能の排出濃度が高まってきた。
悪いことに今日から雨になる。対策しないといけない」と。
「可能なら旅行のつもりで落ち着くまでどっか西に
(日本は偏西風地帯なのでおおむねの流れは西風だ)
出かけるといいんだけどね。
無理だったら雨には当たらず
可能な限り厚いマスクしてから外出してね」と。
でもあわてなくていい。
東京までの距離は約220キロメートル。
風速3メートル程度であったなら、
届くまでに18時間かかるのだから。


放射性ヨウ素131を避ける

核爆発は起こしていない現時点では、
福島原発周辺の風も弱かったので
気体以外はほとんど飛んでこないだろう。
中でも気にしなければならないのはヨウ素131だ。
これは甲状腺に貯められてガンなどを引き起こす。
吸い込むだけで吸収する。
もともと大事な元素で
自然界には「放射性」のヨウ素なんかなかったから、
生物は無警戒に体内に集めてしまうのだ。
特に子ども、胎児に影響するので採らせたくない。
そのためには先に甲状腺を放射性でない
フツウのヨウ素で満たしておきたい。
そうすれば排泄される確率が高くなるからだ。

本当は「安定ヨウ素剤」がいい。
人々が入手できずにいるのに『専門家』なる人たちはこう言う。
「医師が処方するものです。原子力災害などの緊急時に、
指定された避難所などで服用指示があった場合のみ、服用してください」と。

東京に流れてくる可能性があるのに、
それだけの備蓄があるのかと聞きたい。
『専門家』なるものは、見殺しにする専門家なんだろうか。
でも、他のもので代替しようとすると副作用もある。
40を超える年齢には効果がないとも。
だから『医食同源』で考えるしかない。
病院で甲状腺の検査をするときには、その前一週間は海藻類を食べないように指導するそうだ。
つまりその分が影響する。
ならばそれで防ぐしかないだろう。
食べすぎれば問題だが、
ところがこの「ヨウ素を採るべき」という話を
「ネットでのデマとしているのだ。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/touch/20110312/p1


いつまで気にしなければならない?

しかしヨウ素131が分解して放射線を出して安定し、
半分に減るまでの期間は8日だ(これを半減期という)。
8日ごとに半分に減っていくから、
もし一日で放射能が届かなくなるなら80日間経てば
千分の一以下に減る。
つまり80日間だけ、放射能の入っていないヨウ素の入った自然のものを
食べ過ぎない程度に、子どもたちには多めに食べさせるようにしよう。
その間に周囲は千分の一以下の放射性ヨウ素に下がっているはずだからだ。

しかし核爆発が起きたら、しかも風向きがこちらに向くなら、
たくさんの長寿命の放射性物質に囲まれることになってしまう。
今回排出されたひとつは放射性セシウムだった。これは半減期が
30年を超える。子宮や筋肉に集まる。放射性ストロンチウムでは
骨に集まる。そこでガンなどを引き起こすのだ。しかし千分の一
以下に減るには300年以上かかってしまうのだ。半減期は厄介な
問題だ。福島第一発電所の三号機のプルサーマル燃料として使わ
れているプルトニウムでは、半減期が2万4千年もある。だから
放射能と生命は共存できないと主張してきたのだ。

今朝のニュースの第一、二号炉の爆発はまだ核爆発ではない。
これまで破られていなかった格納容器内での爆発だから、放射能
を多く含んだ煙を排出しているものの、それは核爆発ではない。
「絶対安全」と言い切ってきた推進派、電力会社に責任を取って
もらおう。


みんなで被害も分かち合う

「だから東北産の食品は食べない」というのは正しくない。
降り注いだだけなら水で洗い流すことができるからだ。
しかし約一カ月経つと食品の中に栄養素として入り込み始める。
だから当面は変わりなく洗って食べていればいい。
その後は濃縮される率が問題になる。
植物は濃縮度が低く、食物連鎖の上位
(例えば肉や卵)にいけばいくほど高くなりやすい。

しかしそれ以前に、
東北の人たちにだけこの被害を押しつけるのはおかしくないか。
ぼく自身を含めて現実に止められなかったのだ。
だからもし被害を受けるなら
(原発をこれまで推進してきた人は相応の責任取るべきだが)、
人々全員で等しく引き受けるべき被害ではないか。
ましてや海外の貧しい国に送ってはいけない。
過去に貧しい国に輸出されてしまった例もたくさんあるのだ。

しかし子どもたちだけは守らなければいけない。
親が汚染したものを食べて、
子どもたちにだけはなるべく安全なものを届けるべきだ。


生きなおすために

原発内部の燃料が冷えるには約三カ月かかると言われている。
そうならあと三ヶ月間は心配しなければならない。
それまでは爆発やメルトダウンの危険性があるのだから。
そして空に飛散した放射性物質は、雨とともに降り注ぐ。
だから風向きと雨次第で放射能が土地に濃く残ったり、
ほとんど残らなかったりする。
しかしその被害を受けているのは私たちだけではない。
ボスニア、イラク、アフガニスタンに、
たくさんの放射性物質「劣化ウラン弾を浴びせてきた。
原子力の開発のために放射能汚染された大地は、
世界中に数え切れないほどだ。
私たちはこれほど地球を生きられない場所に変えてきたのだ。


明日から変わろう。
汚染するのではなく生かせるように、
壊すためではなく新たなものを作るために生きよう。
この悲劇が、あの時点から変わったと言える変換の時にできるように。
今日からは徹底してほしい。
外から帰ったら、家に入る前にマスクをしたまま埃を落とそう。

もし風で届くなら、昨日までとは違う世界に生きなければならないのだ。



▽▲  ぜひともご覧ください。 ▽▲ 

14日(月)
アースデイ東京からの大震災についての緊急記者発表の映像です。
http://bit.ly/f1LGYe

田中優が、福島原発で起こっている原発震災に関する解説をいたしました。
祝島、上関原発のことも含め、お話しています。
(17分50秒~50分まで・1時間3分~)



▽▲  優さんから、もうひと言   ▽▲

活動は政府や自治体の下請けするものではない。
しかし一方で現時点では放射能の問題があって、
下手に動くだけでは二次災害を増やしかねません。
活動を見極めてから義捐金をされたほうがいいと思います。




原発を止めよう!
どんどん電話をしよう。

電力福井高浜発電所
0770761221中部電力静岡浜岡発電所
0529518211東京電力
0363731111福井敦賀発電所
0770261111美浜発電所
0770390873大阪発電所
0770771131原子力事業部
0770323500


バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00518931




















  
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Posted by やまさき あおい at 23:19Comments(0)震災・原発・エネルギー関連