2010年08月08日
プロポーズ
先日のブログに「2度の結婚と2度の離婚」と書いたら、
「じゃあ今は独身?」とのメールをいただき、気が付いた。
「3度の結婚と2度の離婚」の間違いでした。($・・)/~~~

2度目と3度目は同じ人と結婚したので、
つい、カウントもれをしていました。
で、一度の人生で2回も結婚することになってしまった今の夫さまとは
通算20年のお付き合いでございますが、
この人、
1回目の結婚の時のプロポーズの言葉が、
「あなたと結婚したら、少なくとも私だけは幸せになる。」
でした。
「いっしょに幸せになろう」でもなければ、まして「幸せにするよ」
なぁ~んて気配は毛頭なし。
でも、このエゴイスティックなプロポーズに
それまでの結婚に対する概念が
心地よく壊された感じがありました。
受身の幸せもあっていい。
でも人は本来、創造性の生きものだと思うから、
人に与えられたものより、
何らかの自分の力がはたらいて成し得るものの方が
深いヨロコビに通じるものなんだろうな~
で、二人の関係は
一回は こっぱみじん にぶっ壊れた期間もあったりしたけど、
相手との“学び”が終了していないうちは
離婚しようが、死別しようが
終わるものではないんだと
今は思います。
人から見ると
気ままで 無謀で 不安定に見える生き方で
好きなようにやってると映ったかもしれないけれど
どっこい本人は「人生ってなんて不自由なんだ」
という思いに子どもの頃から囚われていて
心の作業としては文字通り、七転八倒していたかも。
傷ついたり
傷つけたりしながら生きている間に
「こうじゃなきゃいけない」部分がだんだんと少なくなっていき、
通算(わかったって!)20年の今の結婚生活においては
気が付いたら
「あら?
・・・アタシも、しあわせを充分感じられるようになってた」
