2023年01月29日
仕事を辞めることにしました その2
２００４年から相談業務を行っているので
１万人以上の方々の悩みや仕事に就くための支援に寄り添ってきたことになります。
このような日常の中で５０人に一人くらい
私の知識や経験を超えたことが起きることがあります。
それはどんなふうにして起きるかというと
クライエントと一程度の信頼関係が築かれたのち、
相手の悩みが、まるで
自分の細胞にまで入ってくるように感じるほど伝わってきて
クライエントと深く共有できたときなどに起きたように思います。
その時間はまさに
クライエントの鏡になっていて、
鏡に曇りが１点もないようなときは
クライエント自身の深い心の声を
カウンセラーの私が代弁しているような印象です。
このような時間を過ごすときは
カウンセラーの私には何の疲れもなく
相談が終わった時はクライエントも私も
腑に落ちたようにスッキリしています。
これらの事象は
学術的であり、理論的であることが前提だったからこそ
体験できていることかもしれませんが、
実際に起きているコノコトは、
過去に習得してきた学習の中にはありませんでした。
特にキャリア系のカリキュラムの中には。
学習してきた中で一番近いのは、
ユングの集合的無意識？
チクセントミハイが言った“フロー”みたいなものか？？
いや、
もっと違うものだね。
６５才という定年退職の機会を得て、
アレはナンだったか？
再現性をもたせるためにはどうすれば良いのか
そんなことに好きなだけ時間を使っていきたいな。
これを書いている今このとき、
「再現性とか根拠とかを外した方がいいよ」
って、どこかがつぶやいてる・・・・・
どこかって
どこや？
どうもこれから開けていくドアの向こうに
成長とたのしみが散りばめられている気がする。
さぁ、
本気の人生はこれから、これから。
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