2017年01月29日
第一次産業と経済
ある日のキャリアコンサルティングで、二十歳前のクライエントが、どんな仕事をしたいのかまだわからないと言うので、「仕事と考えなくても、どんな環境で働けたらいいと思う?」と質問すると、
「屋外で体を動かしたい。でも建設とか警備とかは嫌。」と言うので、
「第一次産業とかには興味はないの?」と尋ねると、
「第一次産業って何ですか?」
と言われた。
そこで思い出したのは、もとジャーナリストで、大手新聞社を退職後、反戦の立場から言論活動を続けた宇野武治さんの言葉でした。
「経済理論に難しいことは要らない。
1階をつぶしたら2階、3階が残れる訳ないじゃないですか。
農林業がつぶれたら
国家の経済の柱が折れるんです。
1階をつぶしておいて、
製造業、サービス業が生き残れるはずないじゃないですか。」
確かに。
第一次産業って言うよね。
食糧の自給率が40%もない国で、
ITとかに走り過ぎてやしませんか・・・・・
1階をちゃんとつくらなきゃ。
土台がひ弱じゃ、二次産業、三次産業と上に積み上げてもどうかと思うな。
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