2019年06月02日
年を重ねる愉しみ その1
「さぁ、人生という散歩が始まったぞ。」
生れたばかりの赤ちゃんが
そう言うとは思わないけど、
今生での生が始まり
もう60年余りたっていたことに
まだ時々驚いています。(^_^;)
今、うんうんと頷いてくれたご同輩のお顔が2、3人浮かんだけど。
若いころから、
人生はリタイアしてからどう生きるかが大事、
と漠然と考えていたので、
ついにこれから、人生の本番がやってきたって感じです。
世の中は人生100年計画とか言われ始め、
総務省の統計では
100歳の高齢者は30年前より50倍に増えたとあります。
100までいきなくても平均余命までとしても、
あと25年ほどもある!!
まぁ・・・・・・
どうしましょう。。。。。。
でもね、
年を重ねることで良かったことがあります。
そんなことを思い出すたびにここに書いていこうと思います。
まず初回は
「何でもない日常の愛おしさが増してきたこと」
これにまつわることは何度もここに書いてきたけど、
若い時はあまり深く思うことはなかったなぁ。
今は朝ごとに登ってくれる太陽にさえ、
「あぁ・・・今日も出てきてくれてありがとさんです」と感じ、
それが季節ごとに咲く花であったり、
野菜の新芽だったりすると、
うっかりすると涙さえにじむ。
夕方になって夫がいつものように帰宅しても
心が跳ねるほど喜んでいるし、
まして仕事で関わったクライエントが
ふと笑顔を見せてくれたとなると、
奇跡かと思い、感謝で心が桃色になる。
若い頃は
こうはいかなかったよ。
花に囲まれたベンチで、
そんなことを語り合いませんか?
今日のおしゃべりを黙って聴いてくれたひと
