2019年04月28日
神が降りてきてくれるんだって。
兵庫県加西市フルーツパーク 丘の上から
鯉のぼりの吹き流しと、棒の先にある矢車にも、興味深い由来があるんですね。
吹き流しの青、赤、黄、白、黒の五色は、中国伝来の「五行説」が由来となっているそうです。
マクロビオティックの愛好家にはおなじみの陰陽五行説です。
五行説とは、「世の中の全てものは、木・火・土・金・水の5つの要素からなり、それぞれが互いに影響を与え合い、循環する。」という考え方。
この思想に基づいて、「青=木」「赤=火」「黄=土」「白=金」「黒=水」を表し、魔除けとしてこどもを魔の手から守るという願いが込められています。
「矢車」の由来は、もっとたのしい。

派手に装飾されていたり、風に吹かれることでカラカラと音がするのは、神様が降りてくる時の目印になるように、という意味があるとか。
季節になるとただ、鯉のぼりをあげるんじゃなく、
こんなふうにおとなから説明された子どもは、
心の中に何かあたたかいものが育ちそうです。
日本の古くからの習わしのなかには、
こころを落ち着かせたり、なごんだりするような知恵がつまっているんだなぁ。。。
時々、思い出したいね。
この時期、足元も鯉のぼり。
靴下ネタが続くけど。

