2011年05月12日

サマータイムブルース











すったもんだあったけれど、どうにか冷却できそうなイメージをもたせていた福島原発1号機。
今日になって、「1号機燃料、形とどめず」ってどういうこと??


もうすでに1万立方メートル以上も注水していたはず。



それがほとんどたまってないねんて。
今日になって分かったことなん?


ってことは、燃料棒がむき出してる、もしくは溶けてしまっているってこと・・・ですか?


それは昔、聞いたことのあるメルトダウンってことですか?




もう10年以上前に、当時ワシントンの原子力情報資料サービスの研究者であったメアリ・オールソンさんが、講演のなかで原爆と原発に関してふれた時、「核による絶大な犠牲を払ったのは世界中で日本だけ。その日本が原発に関してもイニシアティブをとらないで、どこがやれるのか」と語ったときに、わたしは目が覚めた気がしました。

その頃に『メルトダウンまでが起きたときにはもう100年かかっても200年かかっても汚染は持ち越すだろう』と聞いて、どんだけ恐ろしいものをつくってしまってるのか、と愕然としたものです。



ちょうどその頃に、過去に発売中止された清志郎サマのサマータイムブルースがはいったアルバムの発売が試みられたのですが、この歌のみ放送禁止歌となりました・・・
確か1999年のことです。
歌詞の一部はこんなふう。



RCサクセション サマータイム・ブルース
オリジナル歌詞: E. Cochran & J. Capehart
替え歌詩: 忌野清志郎


暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース


熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース


あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース


寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース


電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ
電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない
原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、


※アルバム 「カバーズ」(1988.8.15 オリジナルLP発売予定→中止)収録







原発は雇用をうんでいるから、経済をささえているからというのは
原発を廃止できない理由になるとは、わたしは思いません。

『日本は3回被ばくした。2回は戦争で、あとの1回は自らの手で落としてしまった。』
とは、誰の言葉だったか。
























  • LINEで送る


Posted by やまさき あおい at 23:58│Comments(1)
この記事へのコメント
RCサクセションの忌野清志郎さんだけじゃありません。
事故後は斉藤和義さんだって『ずっと好きだった』の替え歌で、原発の危険性を訴えています。
この動画はアップされてもすぐ消されていましたが、今だと見つけることができましたので、思わずコメントしました。
http://shachoublog.net/nyu-su/zuttousodattanndaze.html
Posted by マツシタ at 2011年05月14日 11:03
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。