2011年04月12日
原発事故より怖いのは。
みなさん、
11日の選挙行きました?
結果が出ましたが、何か感じることありましたか?
私は驚いたことがあります。
原発継続派の東京都知事が結構な票数を集めて再選されたこともショックですが、
それ以上に原発がある県であっても、原発推進派の議員が少なからず当選しているってことです。
原発に関しては、電力会社、政府、マスコミ等の相互間の利害関係が多大に影響していて、
命や安全よりも、原発の維持継続、ましては増発を優先している体質があることは
もう多くの人々が感じ始めていることとは思います。
でもこの状況においてでも、この選挙結果です。
どんな理由があって投票されたのでしょう?
いったいどれだけの人が被ばくの恐怖や避難の苦しさを味わい、
どれだけのものが放射能で汚染され、
どれだけ未来に不安を残せば、
「やっぱり原発以外のエネルギーを見直そう」という考えに至るのでしょうか。
原発事故も恐怖ながら、
これだけのことがあっても変わろうとしない人間の心の方がやりきれない。
今日、国民投票の実施を準備している人たちがいるとの情報がはいっています。
救いの船が、大海原へ出航していく前に私たちができることは、
心の目で、今起きていることを判断し、
黒いものは黒だと、嫌なものは嫌だと
正直に言える勇気をもつことだと思います。
Posted by やまさき あおい at 16:01│Comments(0)
│震災・原発・エネルギー関連
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