2011年01月25日
TPPはどうなん?
世の中で起きていること、
「あたしにはあんまり関係ないしぃ~」
とかって興味をもたずにいて、
あとで、「えっ!そういうことになんの?!」
って体験をあなたはしたことがないですか?
国民や企業に義務づけられていることや、
日常生活で当たり前になっているようなことの中にも、
実は不条理なことって結構あります。
もしかしてそんな積み重ねが、
世間で起きるネガティブな事象をつくる原因のひとつになっているのではないかと
時々、イタク思いますねん。
たとえば分かりやすい例なのでよく使いますが、
厚労省までもが、発見の利益よりエックス線被ばくの害が懸念されると公表された胸部レントゲン検診のこと。
2005年には毎日新聞にも「胸部X線健康診断で廃止検討、有効性に疑問 厚労省」という見出しで、ハッキリと内容が出ていたにも関わらず、あれから5~6年経過しても、相変わらず事業主と労働者には受診を義務付けられたままで、従わない場合は罰則まであるというのだから、いかに業界団体の圧力が強いかということでしょう。
記事によると、当時の厚労省・労働衛生課長、阿部重一氏が次年度の4月から胸部レントゲンは廃止したいと明言したにも関わらず、全国労働衛生団体連合会が3000億~4000億の売り上げがある検診については、「死活問題だ」ということで反対したと書かれてあります。
・・・・ 死活問題はどっちやねん。
最近のことやったら、
この7月に日本中いっせいに地上デジタル放送に切り替わるけど、
あなたはこのことにも疑問をもちませんか?
ここんとこ政治もサッパリやし、
世の中全体が幼稚化していて、あきらめムードもたっぷりやけど、
国民に選択権をもたせず、好む、好まざるに関わらず問答無用に従わせるというような事柄については、
あなたやあなたの家族のためにも、ちょっとは興味をもって見守っていた方がよいと、あたしは思いますねん。
さぁ、このところ大詰めを迎えたTPPはどうなん?
これをやるほんとうの目的が分かりにくい上に、お国や一部の企業の都合でニュースを流すので、
ぼ~っとしてたら、「あ、自由化になったらいいかも」なんて気に、知らず知らずなってませんかぁ(?_?)
以下に
山形のお百姓サンから届いたメールから、一部を掲載させていただきます。
このビデオをみてください。
京都大学の中野剛志先生のTPPに対する話です。
http://www.youtube.com/watch?v=nRmNJpUj5sI&feature=related
参考になります。
東京方面にお住まいの方でTPPに関して詳しく知ってみようと思われたら、
2月26日に明治大学にかっこいい百姓たちが集まるらしいので行ってみられては?
http://lavo.jp/kakinotane/lavo?p=log&lid=218445
Posted by やまさき あおい at 13:54│Comments(0)
│百姓日記
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