2010年06月22日
天寿をまっとうするということ
16日の夜の引き潮時、
101歳と7ヶ月生きた祖母が亡くなりました。
自宅にて老衰で亡くなるということは、この頃では珍しいことですね。
延命治療がまかり通る西洋医学では、“自然死”を許さないような実態があるのは否めないことです。
祖母の場合、老衰とは言っても2~3年ほどはベッドの上が彼女の世界の全てで、
食事、排泄、お風呂等には人の手が必要でした。
でも頭だけは最期の前日まで確かで、
特に母には、無理難題を投げかけたりもし、
そのすべてに応える母はある意味、
『悟りの境地』だったかもしれません。
死に際に
その人の人生が現れ、
生きてきたように、人は
死んでいくのだと思いました。
違う言い方をすると、
生きてきたようにしか死ねないのだと思います。
そう考えれば、
この世とあの世は
まるで関わりのないものでもないんだな・・・
Posted by やまさき あおい at 21:06│Comments(0)
│ひとりごと
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