2024年04月19日
ケンケン鰹ならすさみ町です!
今日、近くのスーパーで見かけた“ケンケンかつお”のお刺身。
【ケンケン鰹】
一匹ずつ釣りあげたカツオを直ちに活け締め・氷温保存し、その日のうちに市場へ水揚げされるものをいいます。
値段で判断するのはいけないかもだけど
ケンケン鰹は通常の鰹より値段が高いのにこの安さ。
「え~!? ほんもののケンケンか??」
・・・・・ わたしの心の声。
ためしに買ってきて、今日食してみることに。
子どもの頃から食べていた鰹のお刺身は
もちもちしていた。
時にはコリッと固かった。
多分、死後硬直の頃のをいただけたんだな。
山々に新緑が湧きあがる頃
「今日もカツオかー」と不満の声をあげながら
もっちもちの赤い身を
熱々のご飯にのせて、
お醤油かけて、お茶かけて
カツオ茶漬け。。。。。
あぁ
幸せな旬の幸。
現地でしか食せない味。
ケンケン鰹は南紀すさみ町であがったものがピカイチです!
2024年04月04日
里山買いたい!
これを見てくださっている方や知人に、
里山や小高い山、畑などを売ってくださる方はいませんか?
※農業委員会等が田畑の売買に緩和姿勢があると幸い
親を見送ったらあれしよう、これしたいと考えていたけど、
そんなことを言ってたら自分の人生が終わってしまうと思ったので、行動を始めます。
このところ田舎の物件を探しています。
何のために?
1、自給できる食糧を増やしたく収穫に年月のかかる果樹などを早く植えておきたい
2、夫さまが荒れている森の手入れをして、少しでも良い森環境をつくることが生き甲斐だから
(2000年頃から休日ごとに森整備のボランティア等を実施中)
以上が大きな理由です。
条件
・京都大山崎町から高速道路使っても片道2時間以内の場所が理想
※栽培したいものの性質上、冬場に積雪があるところは避けたいです
・古家付きでもOK
値段は条件によるので物件を拝見してからお話を。
よろしくおねがいしま~す
2024年03月31日
多重介護のリアルその7 ~施設選びの留意点~
今回の記事は、
前回の~お金編~にいただいたメッセージから考える
補足でもあります。
介護にまつわる質問やご意見などを読ませていただくと
当然とはいえ、
介護経験のある人とない人では反応がけっこう違うことや
介護中の方でも介護やお世話をしている期間によって、
課題の数や内容ばかりか、介護する側のメンタルの状態が
かなり変化してくるんだなという印象です。
前回、各施設の費用を大まかに書きましたが、
今後それらの施設を利用することになった場合、
「これは気をつけて!」ということを書きます。
ここでは高級老人ホームや健康型シニアハウスなどは除き、
まぁまぁ一般的に該当するところを対象に書いています。
特養・老健・グループホーム等については、費用的に開きがあっても8万/月までくらい(利用料ではないですよ、差額です)
だと思いますし、初期費用(敷金に当たるもの)がかからない所がほとんどかと思います。
一方、有料老人ホームやサ高住などは、ほぼ初期費用がかかります。
我が家の場合は1件目40万、2件目が60万程度で
サ高住ではこんなものかと思います。
これは退居する際にお部屋をクリーニングしたり修繕したりして、残れば返されるものです。
ちなみにサ高住は他の介護施設と違い厚労省管轄ではなく、国交省管轄のもので、本来は「施設」という呼び方はしないそうです。
1件目に入居した所はそれが徹底されており、玄関アプローチに各部屋分のポストがあり、宅配サービスが配達されたり、管理人のパスがあれば友人らが遊びに出入りするのもOK、家族が泊まることも可能で自由度は高いものでした。
24時間見守り付きの高齢者マンションといった感じなので、入居時は自立していないと入れません。
でも、サ高住でも近頃は看取りまでする
手厚い介護が組み込まれた「住宅」が出始めたので、これも利用者にとっては選択ミスの元だと思います。
留意しなければいけない1点目
各施設等のパンフレットに書かれた「利用料」について。
パンフなどに書かれたものは大抵、最低限必要となるものが記載されている傾向があります。
2件目のサ高住などはパンフに書かれていた費用以外に紐づくものが5件ほどあり、いろいろな会社名で引き落としがあるまで素人にはなかなかわかりませんでした。
そこにプラスして、指定されたおむつなどの消耗品(約2万円/月)、
そして医療費です。
是非それらのことも確認し、必ず現地見学をしてから決められることをお勧めします。
留意2点目
施設探しにネットを使うと、
紹介業者の勧誘がいたるところに仕組まれています。
特養などの施設を探して「特養」をクリックしても
結局、費用が嵩む施設等を紹介されます。
「なんだ、特養じゃないやん!」とわかるまでに
かなりの個人情報をしゃべってしまうことになります。
切羽詰まると、わらをもすがるんだ、
これも私の失敗。
考えてみれば、ウエイティングが何十人もいるという施設が費用をかけて業者を使わないよね。
でも、そこは彼らもプロです、巧みです。
気をつけましょう。
施設選びはまずケアマネさんか、所管の役所などに相談するのが良いかと思います。
はい、今日はこれまで。
ご質問などは、差し支えなければFacebookのコメント欄に入れていただくと、同じ疑問のあった方にも共有できるので有難いです。
このブログのシェアなどもどうぞご自由に。
2025年問題を控えた今、
自分自身の健康管理を個人個人で地道に続けて
余裕をもって心豊かに人生を全うしましょう
2024年03月25日
多重介護のリアルその6 ~お金編~
今回、一番に皆さんにお知らせしたいことは、
何かの要件が変われば、施設利用料や介護保険料、医療費などが一気に跳ね上がるということです。
我が家は二人分の費用がかかるのでそれなりに勉強をしていたつもりでしたが、やることが多すぎて抜け落ちていた部分でもあり、誰も教えてはくれなかったことです。
今後、自分もしくは家族が介護保険を利用されたり、施設等に入居される可能性がある場合は読み進めてください。
我が家の場合は父95歳要介護5、母90歳要介護2、一人っ子のワタシ66歳という環境です。
昨年9月頃から、毎月引き落とされるサ高住(サービス付き介護住宅)での支払い+医療費等々が二人で50万になる月が出始めました。
月単位です念のため。
親はずっと農家だったので国民年金ですから二人で12万/月程度の収入です。
なので補填額は38万/月、
卒倒しそうです・・・まったく。
今はそのための対策を進めているため少し心も落ち着きましたが、二人の世話や関係する方々との面談などが次々にあり、
そーとーたいへんでした。
なぜもっと安い施設に入居しなかったの?
入居当時は二人とも要介護2だったため、安価な特養などの入所条件を満たさなかったことと
二人は同室に住むことを希望したため、
4年半前からサ高住に入居しています。
サ高住とやらはそんなにお金がかかるものなの?
サ高住も有料老人ホームも料金滞はその施設によってかなり違いますが、一時金として入居時に数千万支払うところは別にして、だいたい一人15万~20万くらいが相場かなと思います。
じゃあなんで月に50万もかかるようになったの?
1、二人なので、ほぼ倍額かかります。
2、サ高住暮らしが長くなったためお金の工面に、2年前に父名義の田畑を売却したのです。
これがそもそもの失敗。
その1年後から医療費が1割から3割にアップ、介護保険料や後期高齢者医療保険料が合わせて80万/年かかるようになったことに加え、介護保険負担限度額も使えなくなり補助も受けられなくなりました。
他にも介護保険を使ってサービスを受ける時も料金はアップします。
保健施設に入居の場合は利用料自体が6~8万/月!! の差が出ます。
母も同様なので二人ともすべてアップします。
これらは合計すると相当な負担額増大で、売却で得た収入に見合うものなのか?と思います。
我が家の場合は生前贈与をしてから私の名義で売却すれば、この状況は防げた
※相続時精算課税を使うなどして工夫必要
★要介護になってから収入を得ることのデメリットはよーく調べましょう!
3、二か所目のサ高住に引っ越して間もなく、父の介護度が2から5に一気に上がり、介護に関する費用が急に上がったこと
通帳を握りしめて卒倒しそうになりながら、この状況への対策を考えました。
もうこうなれば「二人一緒の部屋」という希望は却下。
父は要介護5なので特養に申し込む
→どこも100名前後の待ち人あり
母のケアハウスも満室。
ケアマネさんや士業の方々にも相談しつつ走り回り、このたび老健(老人保健施設)へお世話になることができました。
老健は3ヵ月という期限付きなので、またその後を考えなければいけないのだけど、
今日は雨だし、ブログ日記をつけてちょっと自分を励ましたい。
皆さんも、後で「そうだったのか!?」とならないようにね。
何しろ、長いから・・・・・ この時代の介護生活は。
何度も繰り返すけど
私たちができることは健康寿命を延ばすことだね!
多重介護のリアル 過去記事↓
https://www.youtube.com/watch?v=5ibjuYT5sRc
2024年03月24日
散骨
おじいちゃんの散骨。
若い頃にいた
木曜島までたどりつくんだよ。
おじいちゃん
http://self.ikora.tv/e1480264.html
木曜等の真珠とり
http://self.ikora.tv/e1558525.html
2024年03月17日
天王山のミツマタロード
良い香りが漂うんだそうですよ、満開になれば。
天王山を散歩道にして数年たつけど
このミツマタロードのことを知らなかった。
去年の秋
たまたま同じイチョウの木をうっとりと眺めていた人がいて
また後日
たまたま山歩きでバッタリ再会してお話しをするようになり
その方から教えてもらったこの小径。
“偶然”出会ったその女性も
対人支援のプロフェッショナルで
こんなご近所にそのような方がお住まいだったことに驚きつつ
また、こんな森の中で出会えたことが幸運でした。
好きな方は電車に乗って遠方からも尋ねて来られるという
ミツマタロードは
これから満開時期を迎えます。
介護疲れも癒してくれる香りです。
2024年03月03日
不妊症に悩む人へ
WHOの報告書で、世界全体で成人の約6人に一人が不妊を経験しているとの記事を読みました。
最近では不妊という課題の前に、そもそも結婚自体を選択しない人も増えてきたようですが。
記事に戻って、WHOの専門家は「不妊症はすべての国、すべての生活の場で多くの人に影響を及ぼす問題」と指摘していると書いています。
また、
「不妊症には質の高い治療へのアクセスを拡大する必要性」を強調しています。
でもちょっと待って。
子をもたない選択をすることについてはここでは触れておらず、ましてや治療しても子が授からない人はどう思うだろう。
「すべての国、すべての生活に影響があるから治療すべき」などと発信されると、不妊治療のために長い年月を、言葉にならない程の心的苦痛と肉体的負担、また当時は多額の治療費がかかった経験をもつ私などは、つい反応してしまうのです。
もう40年も前のことですから、私自身はもちろん昇華していて、子のいない人生を自分自身が選んでいたということも、その数年後に気づき納得しているのですが。
ただ、相談業務をしていく中で、当時の自分と同じように悩み、辛い思いをしている人に出会うことがあるのでこの記事を入れることにしました。
こんな時代になってもまだ多くの人は、成人したら適当な時期に結婚し、家を建てて子をもうけ・・・なんていうイメージをもち、まるでそれが正当な人生だとまで思いこむのでしょうか。
私自身、1回目の結婚をした24歳のときはそうでした。
不妊症の自分と結婚をしたばかりに、配偶者まで親になれない、 親に孫を抱かせてあげられない、
封建的な環境であったこともあり、「跡取りが産めない嫁」の
レッテル貼り・・・・・
等々、今ならまったく考えもしないような自責の念にかられていました。
レッテル貼りも、自責の念という不合理な信念も、
自分がつくりあげた幻想だったということは後になってわかる訳です。
のたうち回りながらひとり芝居をしていたってことです。
不妊治療を始める前に担当医は言いました。
治療をすれば妊娠するという保証はありませんが、
何もしないより若干、期待度は上がるでしょうって。
その時は何が何でも子ども、と思い詰めていたので
「若干」にでもすがるのです、患者は。
そして5年間のキツイ不妊治療を続ける中、副作用による急激な体重増加、肝臓障害、ムーンフェイス等々の症状と、それでも妊娠しない悲観、高額医療費の経済的な圧迫などで
ついには離婚に至りました。
人並み、他人軸、世間などというメガネで自分の人生をどんどん壊してきたの、私の若いころはね。
当時の私はその選択肢しか知らなかった、
子がいなくても心豊かな人生があるなどという情報がなかった
というか、あっても気づかなかった、
他には考えられなかったから一心不乱に不妊治療に突っ走った。
そしてついに、夫婦という形までを手放すことになった・・・
「なにしてるの、あんた、
何のために子どもをもうけようとしてるの?」
ってその頃の私に言ってあげたかったよ (^_^;)
もし、あなたの気持ちが「自分の赤ちゃん」に呪縛されているとしたら、それは何のため?ってやさしく自分に聴いてあげて。
追い詰められると (自分で追い詰めているんだけど)
人は目的と、それを実現するための手段や方法が
こんがらがって一括りになり、糸口が隠れてしまうときがあるから。
自分自身からの声を素直に受け取ったら
幸せは結婚でも、子どもでも、世間体でもなかったわー
ワッハッハー(^O^) って無邪気に笑えるよ、
そんな時が迎えられることを伝えたかった。