2021年05月03日
「わたし、お母さん大好きやった」
天王山の麓の民家通りと言っても広うござんすので、
書いてもいいかな。
この連休は、いつにも増して人のいない山や畑で過ごしています。
山から民家に降りてくると、
どこかの家の家庭菜園で紫色のエンドウが実っていて、
珍しいのでジーっと見ていると、
畑の奥からオバチャンが顔を出されて、
「もっと近くで見たらええよ」と声をかけてくれました。
これをきっかけに、オバチャンはいろいろな話をしてくださり、
始めは野菜作りの話だったけど
そのうち
もう亡くなられた義理の母上の介護当時の話になりました。
苦労話かなと思いきや、
いろいろな工夫をされて、愉快な介護生活が目に浮かぶような、
笑えるお話でした。
ひといきに話し終えたかと思ったら、このオバチャン、
「わたしね、このお母さん(義母)にプロポーズされたんよ。」と。
娘時代、近所やったから家に遊びに行ってたら、
「あんた、ウチへ嫁においでや、って言われるから、
今の夫に、おばちゃんがこう言うとるけど、あんたどうすんね?
って聞いたんよ、、、、、そんで嫁にきた。」
「わたし、お母さん、大好きやった。」って話されました。
うわ~
(;O;)
畑のスミで踏みつけられそうになって咲いていた花を
遠慮なく切らせていただきながら
胸が熱くなった。
そういえば
来週の日曜は母の日。
今日、畑で摘ませてもらった花だけで、
家じゅうが花園になった。
きっかけをつくってくれた“ツタンカーメン”
毎年、自家採取だって。
今日もやっぱり
天国みたいな1日やった。
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