2015年12月16日
羽生結弦選手の活躍から“観念”というものを考えてみた
スポーツはほとんど興味がなくても、羽生結弦くんはスゴイなぁと思う。
なんでも、最近も驚異的なスコアを叩き出して、その世界記録をまた自分自身が塗り替えるという、歴史的な記録更新をしたんだってね。
スケートを始めるきっかけのひとつは、2歳の頃から発症した喘息の克服のためやったんやて。
肺を大きく開いて息を吸い込むことができなかったから、練習時にマスクを着用することなどで心肺機能を上げる対策を続けてきたらしい。ウィキペディアさんが言うてはった。
ユーチューブをいくつか見ていて、ついつい心理的観点から思ったのだけど、この人の勝利の要因は、バルセロナで開催されたグランプリファイナルのスコア発表という世界が注目しているシーンでも、くまのプーさんを抱っこしているような、あの自由さにあるんじゃなかろかって。
あのプーさん抱っこのシーンを見ていて、「あ、これだわ!」と勝手に納得し、自由さや可能性を閉じ込めない環境で彼は育ったのだろうなと想像したのです。
「男は、または人間はこうあるべき」、「人間の能力には限界がある」などの概念が希薄なところが幸いし、彼にとってはスケートに限らず、多くの人が観念的にもっている[壁]がないのかも。
私は子供の時に、「お前は体が弱い、他の子にできてもお前はできないで当たり前。」とか、学校で楽しいことがあって親にうれしそうに話すと、母親は「そんなに笑うな。明日はどんな悪いことがあるかもしれん。」と言うような環境で育ったので、子供は簡単に、もっとどんどん軟弱で卑屈になり、神経質にもなっていきます。
そうなると可能性を伸ばすどころの話ではないのですが、親には親の“観念”があって、実は・・・ 恐ろしいことに、それが子供にとっての「助言」だと思っているのです。
日常で起きるいろいろなことや、心にひずみをもった様々なクライエントと対峙していて感じることは、自分(特に保護者や教師)の固定的な観念を、そのまま他者に対してあてはめていくのは、ある時は人の一生をも左右する要素があるということです。
気をつけよう。
我が家のプーさんはエプロンが黄色くない。
10年前に、他の場所で捨てられそうになっていたプーさんを持ち帰って、あーちゃんがブリーチしたから。(T_T)
洗濯されて、目まで茶色くなってしまったプーさんは、あの時拾われて、しあわせだったのかなぁ・・・・・
Posted by やまさき あおい at 09:52│Comments(2)
│カウンセリング、キャリアコンサルティング
この記事へのコメント
ohanaさま
あへっ?! ・・・確かにそうですね。(-.-;)
特にプーさんが好き、というのじゃないから、今まで気が付きませんでしたわ。
ウチのプーさんは色白なんですよ、きっと。
それより、ohanaさんは以前コメントを入れてくださった時から、何か心境に変化はありましたか?
あへっ?! ・・・確かにそうですね。(-.-;)
特にプーさんが好き、というのじゃないから、今まで気が付きませんでしたわ。
ウチのプーさんは色白なんですよ、きっと。
それより、ohanaさんは以前コメントを入れてくださった時から、何か心境に変化はありましたか?
Posted by やまさき あおい at 2015年12月20日 09:16
プーさんって、エプロンのようなものは赤色で、体は黄色じゃなかったでしたっけ?
Posted by ohana at 2015年12月19日 17:45
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