2019年10月20日
雨降りが豪雨になってしまうのは
身近でおきた豪雨災害は2011年8月の台風でした。
和歌山・三重が大きな被害を受け、100人近い犠牲者が出ました。
その後、熊本、広島、九州北部、岡山など毎年のように台風や豪雨で被害が出ています。
そしてまた台風19号で関東・東北で大きな犠牲と被害が出ています。
毎回、わずかな義援金を振り込みながら思うことは、
こんな大きな被害になってしまう原因についてです。
NHKニュースなどでも、雨が豪雨になってしまう原因として
「海水温が高くなっていること」が一因と言っています。
じゃあなぜ、海水温が高くなっているのか?
そこまでチラッとでも説明してくれればいいのに。
もっとも、温暖化による海面上昇の影響もあるし、
二次災害として起きる土砂崩れなどは、
人工林など植層による変化で山に保水力が少なくなったことや、森林に手が入らないことなどもあるでしょうから、あちらもこちらも関わってきて簡単には説明できない。
人間の活動によって、
多方面においてじわじわと原因をつくってきたってことなど
言えないか・・・ ニュースや天気予報では。
単なる雨降りが豪雨になってしまうのは地球温暖化が影響することは分かりやすくても、台風の出現数にも温暖化が影響するらしい。
以下のレポートは
「安全・安心社会の確立に向けた国土交通行政の展開」から
気象庁気象研究所や財団法人地球科学技術総合推進機構を中心とする研究グループによる21世紀末頃を想定した温暖化予測実験によると、全球的な熱帯低気圧の発生数については、現在気候再現実験における発生数よりも30%程度減少する一方、海上(地上)の最大風速が45m/sを超えるような非常に強い熱帯低気圧の出現数については、地球温暖化に伴って増加する傾向があるとされており、災害が全体として激化することを想定することが重要と考えられます。
(注) 「現在」は現在気候再現実験、「21世紀末頃」は温暖化予測実験の結果を示す。
もう少しだけ、この大地や自然のいとなみを
おそれ敬う気持ちをもって生活していきたいです。
人間だけが地球の生きものじゃないし、
これからここで生きていく
たくさんのいのちがあるのだから。