2019年08月17日
年を重ねる愉しみ その2
これは年を重ねたからなのか、
対人相談支援という仕事柄なのかわからないけれど、
初対面であっても、
その人が話す言葉が、その人の本心ではなかったりすると、
即座に、聴いている私の胸がキーンと痛くなったりします。
別にサイキックな能力は皆目ありませんが、
これはただただ
経験値と+αの何かなんだと思います。
これに加えて最近では、
目の前のクライエントが、今この問題に着手したいのか、
今はさわって欲しくないのかってことも、
ここ数年、何となく感じるようになりました。
そんな場合は、そこはスルーして、本人が言葉にすることだけに沿っていきます。
面白いのは、
スルーしたはずなのに、やっぱり以心伝心。
次にまた予約が入ったり、その人のターニングポイントに連絡が入ったりします。
こんなことっていうのは、
クライエントが自覚する悩みや私の能力などを通り越し、
「言葉」以外のコミュニケーションで双方が語り合っている
としか言いようがないことがあります。
この作業の中で、
きっとそのクライエントに合った速さと順番で
解決すべきことを浮き彫りにしていくのかもしれません。
昔、「医療を自給する」という活動に積極的に取り組んでいた頃は、誰が聞いてもわかるような根拠を大事にしていたけれど、
今、カウンセリングで時々起きるこのようなことは、理屈はわかりません。
一種のフローなのか?
子どもの頃から、他人からの評価を最優先に育てられ、
自分の存在自体が否定されるくらいに「後回し」されていたことが、
皮肉にも、
この仕事をやっていて役立つことが多いです。
そうやって考えると、
人生での出来事は、ちゃんとツジツマが合うようにできていると素直にうなずけます。
(今のあなたに起きていることも、きっと同じ。未来の良い時間のために起きている。)
毎年毎年、猛暑が激しくなる夏に思うことは、
人の悩みなら少しは聴けても
温暖化防止の地味なエコライフは
やっぱりもうちょっと派手に、
美しく、
そして大胆にやっていきたいと。
あ、
この1週間は体調不良で食べられず、1日300~600㌔カロリーくらいで十分仕事もしていたので、これはこれで省エネかな。
最近、まじめ過ぎた。
ハメはずさなきゃ。
努力して、ハメはずさなきゃ。
今日あたりから、またお酒も美味しく感じるし、
介護ツアーまでに快復できて感謝感謝。
台風前の夕焼け
今宵の月