2019年08月10日
自己反省は、相手に感謝することや褒めることより1000倍の難行です。
あ~
またまた心痛め、不眠が続いた日々でした。
カウンセラーでありながら、セルフマネージメントできなくて、
たまに眠れない日があることなどは言わない方がいいんだろうけど。
これは日記なので記しておこう。
今後また、同じような壁にぶち当たったら参考になるかもしれないし。
年を取ると鈍感力が増し、我執と、思い込みが強くなると、
「高齢者のパーソナリティ変化」の章で読んだように思うけど、
この数ヶ月の悩みも、私にとっては結構な試練でした。
「でした」という過去形なのは、
つい最近、あ~、そうか・・・という大きな気づきがあったことです。
この気づきを受け止めるには、結構な痛みが伴いました。
ところが、気づいただけでは変化は起きません。
その次に、勇気を振り絞って、
気づいたことを言動で表したことが、
気持ちの良い環境を創り出すきっかけになったのです。
その実行までの過程は、
客観的に見ても、自分の理屈や考えはたとえ正解であったとしても、
それを主張したところで、そもそもの『目的』が達成できるのか?
そんなことを真剣に考えたことです。
たとえば、「相手が納得のいかないことを言う」といった時に、
じゃあ、そのときの自分の考えは、誰が聞いても納得のいくものか?
自分の心にある感情だからこそ、相手を通して表出されただけではないのか。
相手に怒りを覚えたり、不愉快になったりするのは、
まさに自分の中にこそ、相手の困った部分と同じものがあるんだということです。
そもそも人をジャッジするような意識があまりない人は、悩みは少ないと思います。
文献や頭でわかっていることでも、
置かれた環境や状況がタイヘンな時などは、
「わかっちゃいるけど、やっちゃった」ということも起きるのが人間。
相手は変わらない。
自分の気持ちの持ち方で、自分が楽になる。
このことはハラに落とし込んでおこう。
今回学んだことは、
人間関係において、相手を褒めることや「ありがとう」と感謝することは、とても大事なことだけれど、
不協和音が起きれば、まず自分を省みることはそれ以上に大切なことで、
大きな効果もあることを身をもってしりました。
人によって違うでしょうけれど、私にとっては「柳に風」の心がけがちょうど良いことを教えてもらいました。
そして、
今回の気づきを勇気を振り絞って実行した自分に、
大好きなお花でも買って、お祝いしてあげよう。
死ぬまで続く修行、また小さな1歩前進できたかな。