2015年10月10日
四恩に報い奉まつらん
われ今幸いに、
仏祖(ぶっそ)の加護と衆生(しゅじょう)の恩恵によってこの清き食(じき)を受く。
謹んで食の来由(らいゆ)をたずねて、
味の濃淡を問わず、
その功徳(くどく)を念じ、品の多少をえらばじ。
いただきます。
これは日本のアニミズム宗教(他の誰もこんなことは言ってないけど)、
修験道の行者に教わった、食事を始める時のお祈りの言葉です。
これは今でも食事の前に心の中でとなえます。
ここ20年の習慣のひとつかな。
毎日まいにち唱えていると、今日“衆生の恩恵”がクロネコ便で届きました。
「はダかいきで野菜がないの?」とばかりに、熊野の女将ちゃんから。
この頃はスーパーで野菜を買う気にもなれず、夏の終わりに収穫したかぼちゃと、すっかり葉っぱの小さくなったツルムラサキばかりを食していたので、箱を開けた時は、まさに砂漠のなかのオアシスかと思いました。
そしてまた、
久々にブログを覗いてくださったご近所さんから、な~んと。。。
デ・ジ・カ・メ・・・ デジカメをいただいたのでーーーす
これで、映像に傷のないクリアな写真や動画を入れられます。
むっちゃんも、
もう自分のパソコンのディスプレイが汚れてると思わんでもええですよ。
もうね、
ほんと、
生きてて良かった。
われ今
この清き食(じき)をおわりて、心(こころ)豊かに力 身に充(み)つ。
願わくばこの心身(しんじん)を捧げ、
己(おの)が業(わざ)にいそしみ、誓って
四恩(しおん)に報(むく)い奉(たて)まつらん。
ごちそうさまでした。
今生与えられたこの心身をつかって
どうやって四恩に報えるのか
おっちょこちょいは、おっちょこちょいなりに
考えて行動します。
ありがとうございました。