2014年09月17日

この世には幸も不幸もあれしまへん








興味深い研究です。
和歌山県立医科大学講師の岡 檀さんの自殺希少地域を調べた記事のことです。

徳島県の旧海部町は老人の自殺も17年間ゼロで、国内では島を除けば自殺率は一番低い町だそうです。

ここからが興味深かった。

しかしこの海部町では自殺率が最も低いという割には、隣の2町に比べ「自分を幸せだと思う人」の割合が最も低いそうな。
自殺率が低い=幸福感をもって暮らしている、ではないというのです。
ではどのような思いの人が多いかというと、「幸せでも不幸でもない」と考える人だそうです。(^.^)/~~~

そしてもうひとつの特徴は、ご近所さんとも「立ち話程度、あいさつ程度」というあっさりしたお付き合いの人が、なーんと80%以上。
地域の人々との結びつきはゆるく、他人に関心はあっても監視ではないという言い方を地元の人はインタビューで言われたそうで、日常的にべったりな支え合いを好んでいない様子が浮かんできます。

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Posted by やまさき あおい at 19:17Comments(0)人心緑化