2013年06月19日
見晴らし
今の家に住むまでは、住みたい家の条件に“見晴らしの良さ”なんていうのはありませんでした。
この前の家は半地下のような部屋だったけれど外から見えないお陰で、本来、干し物NGマンションでも、おふとんまで日に干せたし、他のお部屋よりも冬暖かく、夏は涼しかったようです。
急に引っ越すことになり探し始めた賃貸物件は、
山や田畑が近くにある環境で、住んでいる方々同志の会話が和気あいあいに成立でき、家庭菜園ができて日当たり良好、できれば職場の近く・・・
なんて、「あるわけない」ような物件と出会えたのが1年7か月前。
先日、北側のベランダからぼーっと、
開通したばかりの京都第二外環状道路や景色を見ていました。
職場や京都タワーが見れる他、
長岡京市の村田製作所をはさんで、左に日本電産のビル。
右に京セラが見えて・・・
その向こうが東山。
だんだんと西の空が色づいてきました。
『見晴らせる』っていい言葉だな。
昔、更年期の不調で関わっていたクライエントさんが、長く重い時間を経過した後、ある日電話があって、
「雲がサーっと晴れるように、気分がまったく変わってきました。」と、興奮して話してくれたことがありました。
必要な時間、必要なプロセスを耐えた後には、必ずこんな変化があるんだろうなと確信を得たような気がしたものです。
何かの縁で、こんな見晴らしの良いところを与えられていることも偶然じゃないから、良い結果を信じて待ちましょう。
人生は、すべてタイムリーに必要なことが起きているのだから。
Posted by やまさき あおい at
22:18
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