2013年01月05日
同窓会
今年のお正月は中学校の時の同窓会がありました。
なんでも、卒業してから40年たったとか。
5年ごとに行われているこの会ですが、何しろこちらは西日本、中国地方から九州沖縄一帯を放浪する“遊牧民”の上に、氏名も何度か変わったこともあり
、案内ハガキさえ受け取れない状況にありました。でももうミドルシニアになると、今年は会っておかないと・・・みたいな切ない危機感もあり、どうにか今年は参加が叶いました。
出席者は30名少しで、約5割の参加率です。
到着するみんなの顔、ほとんどが誰かわかります。
でも、あたしは担任教師をはじめとして、多くの人に忘れられていた存在でした。
ええよええよ。。。 だいたい予想はついてたから。
何しろ小さい頃から、女子お得意の“つるんで何かをする”ってことも苦手で、人との付き合い方がわからず緊張していて年中体がしんどかったし、勉強はからっきしアカンし、時にはぼんやりと「早く死ねたらいいのに」とさえ考えていたネクラな中学生でしたからね、無理はない。
「あの人誰？」とかって、ささやかれていたのもつかの間、1時間もしないうちに車座になって焼酎をついでもらって、くちゃくちゃになって呑んでた・・・
Nくんとの会話が印象的やった。
「○○さん(あたしの旧姓)って、昔は本読みを当てられても、真っ赤になってもじもじして声も聞こえんくらい小さかったのに、なんで、どこからそんなに変わったん？」などなどと聴かれ、
あたしは、かくかくしかじかで「だからもう、自分のままで生きようと思ってん。」と答えながら、Nくんの質問の仕方が、まさにカウンセリング技法だったことに感動しつつ、気持ちよくクライエント気分を味わっていました。
Nくん、
知らず知らず、目の前にいる人を主役にしてあげることのできるあなたは、営業成績も優秀なはずね。
あとは、
あたしが食事に手をつけず、酒ばっか呑んでいるのを見て、
「食べやるか？ ちゃんと食べやいよ。」と始めはやさしげに言ってくれていたMくん。
「はい！」と言って一口なにかをつまんだかと思うと、また席を離れてウロウロ飲み歩く・・・
そのうちMくん、
「まぁちっと座って食べなーよ！
」とおっしゃる。「うちのお母ちゃんみたい！(^○^) (^○^)」と無邪気に笑うと
にらまれた。
ごめん、Mくん。
あの頃からマラソンが得意で忍耐力があったから、
今もやさしいんだね。
皆さまのお陰をもちまして、
その昔は赤面症で、どこにいるかわからないようだった子も、
こんなにのびのびと育ち、
立派に悪態をつくまでに成長させていただきました。
次回5年後は、記念すべき還暦の年です。
それまで健やかに生きて、またお会いしましょう。
故郷の風景
2013年01月03日
成功の種
あけましておめでとうございます。
どんなお正月でした？
あたしは実家で、お掃除や片づけものに追われていました。
常日頃の帰省はもちろんのこと、お正月でも「実家でのんびり」なんて経験はありません。
実家は我が家とは対照的で、大量購入、大量余剰、大量廃棄でもうたいへん・・・
何十年前もから何度言っても、何度片づけても、次の帰省ではやっぱり冷蔵庫に1か月前のもやしなどなどがあったり
、同じ消耗品の新しい物があちらこちらに散らばっていたりしますから。
信じられんでしょ？
この、“エコロジー当たり前”のあたしの家族がです。
というか・・・だからこそ、子は、今でも靴下さえ繕ってはくような性格ができあがったのかもしれません。
とすると、親はそのような子を育てることに成功したってことか。
一見すると否定的に見える事がらであっても、それがどんな佳きことに繋がっていくかわかりません。
さぁ！ 明日からまた就労支援の仕事が待っています。
今、仕事を失ってしまった人も、数か月後には「この仕事に就くために、あの失業があったんだ。」と喜べるような仕事と出会っていこう
今年もどうぞよろしくお願いします。<(_ _)>
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