2012年07月01日
『眠れる熱エネルギーを活用せよ』
「ちょっと、見たぁ？こないだの『クローズアップ現代』」
「見たでぇ！都市はエネルギーの宝の山や言うてたわ。」
「それそれ！びっくりしたでー。
人がたくさん住むところが当然、
熱量を多く消費するっちゅうのは分かるけど、
作った熱の６０％も排熱として捨ててんねんてなぁ
」「えらい、もったいないこっちゃ＼(◎o◎)／！
私らに節電、節電とかいうといて、
作った電気、充分に使い切ることをようせんと、
半分以上も捨ててるやなんて。
日本は新エネルギーの技術力なんかもあるとか聞くし、
エライ学者さんとかも、ぎょうさんおんのんちゃうの？
原発動かすことより、排熱を少なくするとか、
それを利用するとか、
もっと一般市民にとってええことにアタマ使う方が先やわ。」
「せやけどな、
とにかくこの世は電気をぎょうさん使うた方が
経済が上がるようになってるらしいわ。
せやからな、
産業界は原発動かしてバンバン電気使うことで
生産力が上がってお金が回り始めるって言うてるから、
そうなったらウチの就職浪人の息子も
やっと就職できるかもしれんし、
お父さんの給料も上がるかもしれへんしなぁ・・・
悩ましいとこやで。」
「あんたそれって知らんうちに、
金と権力がつくった仕組みにからめとられてるでぇ！
あのな、
ドイツなんかはエネルギー消費をぐんぐん下げながら、
経済成長ＧＮＰっていうのんをうなぎ登りに上げてんねん。
ほんま、かしこいわ、ドイツは。
ちゅうか、ドイツは“今ある資源”を
もっと効率良く使うことを研究したはったんやな。」
次回に続く
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森に降った一粒の雨が形を変えながら旅をする様子を、文章と風景写真と絵で表現したファンタジー。 ☆彡～ ～
自然の循環を通して、何気ない日常や、いつもの人々との関りが愛おしく思えてくる大人向け写真絵本です。 大事な人へのプレゼントに。 ☆彡～ ～ ～
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