2011年05月22日

人の心がつくった現実









3・11以来、
元気ぶってはいるけれど、

心が重く・・・おもくなることがどんどん起きてきていて。




みんなはどうやって「今」を切り抜けているの?





前回は浜岡原発停止時の事故のことを書きましたが、
いただいたメールによると、このことを知らなかった人もけっこういたみたいですね。
テレビや新聞では扱ったところが少ないのかな。

私もアレカラ新聞を読もうとしなくなり、読まずにたまったまま古紙に回してしまうことが続いていますが、
ほんとうにたまたま目にした新聞に、驚くことがあちこちに書かれていて、あっけにとられています。


日曜、月曜は新聞に求人情報が掲載され、仕事で使うので読んでいました。
今朝の朝日新聞の記事。


今度は敦賀原発で作業中に放射性ガスを外部に放出してしまったって。
しかも8日に41億ベクレル漏らしてしまい、また昨日21日も排気筒から放射能を漏らしてしまったのだとか。



なんでこんなに締りがないの?!





でも考えれば、今、各方面が原発に注目しているから、たまたま発表されてしまっただけで、日常的にあったこととは思うけれど、
それでも、注目されていてこうだから、もう原発についての答がはっきりしたでしょ。










山形のお百姓さん、菅野芳秀さんの息子さんは、有機農家のあととりとして地域で活躍している希望の星。
誰もが振り向くようなイケメンで、その若さに似合わぬ惚れぼれするするようなバランス感覚の持ち主です。

その息子さんが最近になり、悟ったようにつぶやかれたことを菅野さんはブログに綴っています。



以下は「ぼくのニワトリは空を飛ぶ」の一部から。

息子は
「放射線量を独自に測定し、収穫したお米に世界基準を超える
数値が出たときには、国が定めた基準でOKでも、出荷しないし、百姓をやめる。」
といっていますし、他方で
「TPPが通っても百姓をやめざるを得ないだろう。いろいろやめていく材料にことかかないなぁ。」
などといいながら、代掻きをやっています。


とありました。


こんなところへ書くことも躊躇するような有機農業への想像もしなかった懸念もでてきています。





どれもこれもほんとうは考えたくもないことです。



放射能汚染によって、
受け止めるには悲しすぎる現実が数珠つなぎのように表出してきて・・・






それでも菅野さんは言ってた。

「今、でっかい夢があるんだ。」って、構想を語ってくれました。

やっぱりあの時、選挙に出るのを止めなきゃよかったかなって、ちょっと後悔してるよ。
ごめんな、あなたのような人が政治の世界には必要ダ!!









“山が動く日”










  
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Posted by やまさき あおい at 17:02Comments(0)震災・原発・エネルギー関連