2009年04月11日
“アク”は強い方?
大阪のマンションの共有部分はほっこりできるところがいっぱいあります。
道路沿いにはクリスマスローズがわんさか咲いていたり、
庭の一部は、どこからか飛んできたレモンバームの種があちこちで発芽、成長し野生化しています。
もちろん桜も、染井吉野と山桜の両方がたのしめます。
それにこの竹やぶと桜のそよそよとした景色・・・・・
花びらが敷きつめた山肌から、竹の子も顔を出し始めました。
この竹の子はいつも散歩している緑地公園の中の古民家博物館で買ったもの。
この小さいのは1個200円也。
さて、
マクロを卒業したオバチャンは、竹の子は“あく抜き”なんてしませんヨ
皮をむいたら塩を竹の子全体にこすりつけ、
アルミホイルできちっとくるんだら、
200度のオーブンで1時間ほど焼くだけ。
米ぬかであく抜きをするより
*うまみが逃げないので美味しい
*日持ちがする
*焼いたあとすぐにカットして食べられる などの利点があります。
もちろん他の料理にアレンジもできます。
アクを旨みに変えてしまう料理法をやり始めてそろそろ10年。
竹の子の他に牛蒡なども、アクと言われるものを大事にお料理に活かしていきます。
人間同士もひとり一人の“アク”を旨みに変えて、付き合っていけたらいいね。
辛口の純米酒か上品な焼酎かなんかで、さぁどうぞ。