2009年03月19日

草木国土悉皆成仏

ほらね、やっぱり。

すべてのモノには意識があると思って接してるって以前書きましが、http://self.ikora.tv/e193793.html
今読んでいる本に、『草木国土悉皆成仏・そうもくこくどしっかいじょうぶつ』という言葉が出てきて、
意味は、草木や山川、さらには鉱物や無機物も含めてみな仏性を持っているのだから尊重しよう。
というような意味だそうです。
仏性=意識ではないのだけど、近い考えです。

また驚いたことに、この考え方は日本で生まれたものだそうで、

本来、仏教では動物までが「生あるもの」で仏性があり、仏になれるとしていて、植物や鉱物までが仏になれるという考え方はありません。
「草木国土悉皆成仏」は、平安時代末期に生まれた思想で、この思想が鎌倉仏教の共通の源になりました。

人類を救う哲学  梅原 猛、稲盛和夫  PHP研究所  より抜粋




まぁね、輪廻転生の話しについても、このテの話しについてもそうですが、

そのことを仕事にしていたり、ライフワークとして調べ上げるみたいな立場にある人は、
納得いくまで、真相追求をされたらいいと思うのですが、
そのことが嘘か誠かなんて、一般人はお気楽にとらえていいと思うのです。



ただ、この本で両氏も語っているように
近代科学、文明の進歩は素晴らしかった、でも「足るを知る」ことのなかった人間は、
その後も自然を欲望のままに破壊し、利用してきた。

便利快適を覚えてしまった“ミュータント”たちに、
車やめましょ、エアコンやめましょとはもう言えないけど、
毎朝の太陽を拝んでいたような昔、日本人はもっと 心がお行儀よろしかった よ、
と語り掛けたいんじゃないのかな。

まだ全部読んでへんけどね。
 





関西地方はまた明日から雨模様。

雨の日はいつもよりちょっとだけ、やさしい気持ちになれると思わへん?






  
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Posted by やまさき あおい at 21:03Comments(1)ひとりごと