2008年10月14日

片方だけのイヤリング

日本のあちこちでお祭りの季節なんですね。

子どもの時はたいてい、お祭りって楽しみなモンなのです・・・・・ か?

いや、あの

「変わった子」とか言われるのを恐れていた幼き日のik_45サンは、
自分の気持ちがどうであっても、他の子と同じような反応をすることが身についていたのでicon11
子どもの頃の記憶はあまりさわやかな?ものではありません。
無邪気さのない子どもって、付き合いたくなかっただろ~なあ。。。ik_85


まぁそれはそれとして、

このお祭りっていうのも
普段はやさしいおじさん達が、酔っ払って大声出して、ゲロゲロしてik_84
怖くて行きたくはなかったのだけど、
そこはそれ、
“みんなとおんなじにしなきゃ”と、がんばって誘われるまま出かけるのです。



いつもより奮発してくれたお小遣いで
動物の形やら果物の形やらが、どれもふたつずつ並んだ小さな飾り物を買おうと思った。

「いくら?」

「50円」

あ、だったら買えると思い、ひとつ摘まんで50円をおじさんに渡しました。

「一個でええの?」

「うん」と答えながら、だって100円持ってない と思いました。



家に帰って母親に見せると、
「イヤリングやね・・・  もう片方は?」って。



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おっちゃん!耳飾りはふたつで1セットやでって言うたげて~や!!



               しかし、
               あたしが買うはずやった、もう片方のイヤリングはいったいどーしたんやろ。


                                  お祭りのおみこしに出くわし、思い出した
                                        40年余り前の秋の出来事でした。







  
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Posted by やまさき あおい at 18:58Comments(0)ひとりごと