2007年07月07日
命を食べ移す
除草剤を使わない田は命の営みが豊か。
足の裏で感じる、草起こしで潰れたおたまじゃくの感覚
動物を殺生したくないからとベジタリアンになる人もいるかもしれないけど、
米や野菜が育つために命を捧げた
見えない命がいっぱいいるんだ
これだけ里山の生態系が崩れていくと
タヌキ、猪、鹿、サルなども田畑や人里に下りてきて
生きるための食糧をあさることだって無理はなくて・・・・・
そしてまた人間も生きていくために
これらを駆除したり、動物によっては食べたりもする
一見、あさましく野蛮に見える行為だけど
都会のスーパーで何の抵抗もなく
白いトレーに入れられた肉、魚を買い求めるよりはよほど、
自分が生きていくために捧げられた命の数を
からだで知っているんだ
自分ひとりの命じゃないってことも、
生と死は同時に存在するってこともね
「ワタシ」のなかに
「ワタシ」じゃない命と
そして
ワタシの年齢よりうんと長い時間も取り込み
よほど何かの必要があって
みんな
生かされているんだなぁ・ ・ ・
大好きな詩を紹介させて。
人はその土地に生きる
他者の生命を奪い
その血を
自分の中にとり入れることで
より深く
大地と連なることができる。
その行為を止めた時
人の心は
その自然から本質的に
離れていくのかもしれない
他者の生命を奪い
その血を
自分の中にとり入れることで
より深く
大地と連なることができる。
その行為を止めた時
人の心は
その自然から本質的に
離れていくのかもしれない
動物写真家 星野 道夫
2007年07月06日
ネイティブより原住民的
大阪から移住、松本学さん (琴の滝荘にて)
都市部から田舎へIターンされた方はおしなべて、その土地への興味の深さからか
先住民?よりも町の情報に詳しい。
3ヶ月前にUターンした私たちにとっては、“町の情報辞典”のような存在なのが松本さん。
「。。。の川は手長エビがいる」とか「。。。の食パンがおいしい」ってなことまで教えてくれる。
昨日は我が家の百姓仕事まで手伝ってくれました。
防風林の剪定から、草刈り機を使ってみかん山の手入れまで・・・
大~助かり
彼は琵琶湖の“鳥人間コンテスト”の常連やったんやて。
それからダイビングもしはるし、日本の北から南まで陸路を歩いたことも。
飛んだり、潜ったり、歩いたり、いろいろ欲ばりなお年頃なワケね
次はナニして遊ぼうか?
松本ファミリーのブログはこちら⇒http://sayuritobunnta.a-thera.jp/
2007年07月04日
こころとからだのデトックス
世の中にあふれる『健康情報』をあなたはどんなふうに感じていますか?
ある特定の健康補助食品や、ナントカ健康法などで健康維持ができていたり
またはそれで病気が良くなった人は幸いです。
でもここ10年くらいは特に、人々は自分の健康を保つために
モノに頼りすぎると思っています。
生活習慣病などのご相談に来られる方々も、何を期待してのカウンセリングかと言えば
「今の自分の状態なら、どんな食べ物や補助食品が良いのか知りたい」
というのが多いのです。
でもね
今の時代に先進諸国で生きている私たちにとって、
その考えは根本的にズレていると言わざるを得ないのです。
現代人は
ほとんどが食べ過ぎることで健康を崩しているのです。
何を摂るのかじゃないの。
溜めすぎたものをいかに出すか なんです。 断然これが先。
食べ過ぎる上に、
戦後急速に食生活が欧米化し、日本人の体にそもそも必要のない、もしくは合わない食品が
アメリカから持ち込まれ、
またその上に当時は、国をあげての経済優先の社会にのみこまれつつ
大量生産、大量消費、大量廃棄がその後どんどん加速したことも
食べ過ぎのみならず、保存料などの添加物が急増した原因のひとつでしょう。
社会現象のみならず、
今は地球環境問題も、私たちのこころとからだに大きな影響を与えていますね。
そのような現実のなかで私たちは
≪自分の命のめんどうは自分でみる≫
という心構えでいたいものです。
具体的なこととしては
今まで体の中に取り込んでしまった不要なものの“毒出し”はおすすめです。
余分な脂肪、食品添加物、残留農薬など、からだにダメージを与えているものを
まずは出す!
これが一番大切であり、効果が分りやすい手段なのです。
朝一番の散歩でヨモギを見つけたら噛みながら歩く。
デトックスを手伝ってくれる薬草。
デトックスで最も効果の高いのが、断食療法です。
ただし、病気をもっている人などは危険が伴う場合もありますから、初心者は必ず指導者のもとで行ってください。
セルフケア・サポートネットでは、9月末か10月初旬に2泊3日の
半断食合宿を計画しています。
講師と会場の予定が調整できればお知らせします。
あと、お手軽にできる方法としては
「朝食は、お腹がすいてから食べる」
というとてもシンプルなやり方です。
(ただし育ち盛りの子どもには万人に適するとは限らない)
空腹感もないうちに、時間や習慣で朝食をとらないで
「次の食べ物が入ってきていいですよ」というシグナルがきてから食事をするようになると
健康維持の大敵である宿便も溜まり難いし、
なにより体が軽くなり、さらに続けると頭が冴え、
心もスッキリしていることに気がつくでしょう。
気が向けばさっそくやってみれば?
“体感”が答えを教えてくれるから。
もう一度繰り返すゾ!
健康であるために、たくさんのお金やモノはいりません。
ある特定の健康補助食品や、ナントカ健康法などで健康維持ができていたり
またはそれで病気が良くなった人は幸いです。
でもここ10年くらいは特に、人々は自分の健康を保つために
モノに頼りすぎると思っています。
生活習慣病などのご相談に来られる方々も、何を期待してのカウンセリングかと言えば
「今の自分の状態なら、どんな食べ物や補助食品が良いのか知りたい」
というのが多いのです。
でもね
今の時代に先進諸国で生きている私たちにとって、
その考えは根本的にズレていると言わざるを得ないのです。
現代人は
ほとんどが食べ過ぎることで健康を崩しているのです。
何を摂るのかじゃないの。
溜めすぎたものをいかに出すか なんです。 断然これが先。
食べ過ぎる上に、
戦後急速に食生活が欧米化し、日本人の体にそもそも必要のない、もしくは合わない食品が
アメリカから持ち込まれ、
またその上に当時は、国をあげての経済優先の社会にのみこまれつつ
大量生産、大量消費、大量廃棄がその後どんどん加速したことも
食べ過ぎのみならず、保存料などの添加物が急増した原因のひとつでしょう。
社会現象のみならず、
今は地球環境問題も、私たちのこころとからだに大きな影響を与えていますね。
そのような現実のなかで私たちは
≪自分の命のめんどうは自分でみる≫
という心構えでいたいものです。
具体的なこととしては
今まで体の中に取り込んでしまった不要なものの“毒出し”はおすすめです。
余分な脂肪、食品添加物、残留農薬など、からだにダメージを与えているものを
まずは出す!
これが一番大切であり、効果が分りやすい手段なのです。
朝一番の散歩でヨモギを見つけたら噛みながら歩く。
デトックスを手伝ってくれる薬草。
デトックスで最も効果の高いのが、断食療法です。
ただし、病気をもっている人などは危険が伴う場合もありますから、初心者は必ず指導者のもとで行ってください。
セルフケア・サポートネットでは、9月末か10月初旬に2泊3日の
半断食合宿を計画しています。
講師と会場の予定が調整できればお知らせします。
あと、お手軽にできる方法としては
「朝食は、お腹がすいてから食べる」
というとてもシンプルなやり方です。
(ただし育ち盛りの子どもには万人に適するとは限らない)
空腹感もないうちに、時間や習慣で朝食をとらないで
「次の食べ物が入ってきていいですよ」というシグナルがきてから食事をするようになると
健康維持の大敵である宿便も溜まり難いし、
なにより体が軽くなり、さらに続けると頭が冴え、
心もスッキリしていることに気がつくでしょう。
気が向けばさっそくやってみれば?
“体感”が答えを教えてくれるから。
もう一度繰り返すゾ!
健康であるために、たくさんのお金やモノはいりません。
2007年07月03日
『自給自足の山里から』の大森家を訪ねる
自分自身が成すことで“道”を示し続ける 大森昌也氏
米、野菜の自給だけやないヨ!
水力発電で電気もつくる。
家畜や人間の糞でガスもつくる。 これはメタンガスを溜める袋。
人間が出した生ごみを豚やヤギやニワトリが食べ、糞尿は醗酵させて肥料やメタンガスになる。
山の手入れをして炭を焼き、薪をこしらえ窯でパンも焼く。
ここの暮らしは全てが循環してるんだね。 続きを読む